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中谷彰宏公式サイト - AKIHIRO NAKATANI -

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大阪校・映画塾(55)
「知らなかった映画に出合える7つの方法」

3月10日(土)

朋子

晴美と同時に、右手を失ったときのエピソードは、辛すぎました。
大事なものを失っても、笑って暮らしていく力を人間が持っていることに、感動です。
スイカの皮のエピソードは、母が「食料がないとき、畑のある子たちが食べ残した、焼き芋の皮を食べていた」という話と重なります。
よくスカンポをオヤツにしていたと、教えてもらいました。
買い物帰りに、母と一緒に食べました。
薄皮を剥いて噛むと、少し酸っぱいのです。
父の、戦争中もバターケーキをオヤツに食べていた話は、富豪塾でリンクしました。
母が父とケンカすると「この人は、戦争中もケーキを食べていた人だから、私の気持ちは分からない」と嘆いていました。
子供には、その言い分が面白かったのですが、タバコ入りの雑炊など、食べ物に関する体験談は、深く心に残ります。
水原哲との一夜のエピソードよりも、傘で柿を取るエピソードの方が好きです。
すずの、周作を愛するスピードは遅いですが、戦時中という異常時の中で、根っこがある愛を育めるすずの心は強いなあ。
絵が入選しちゃったエピソードも、すごく好きです。
絵は、戦争中でも、平時でも、明るい心にしてくれます。
『黒い雨』や『父と暮らせば』のように、戦争映画で心に残るのは、戦闘シーンがないものばかりでした。
ごく普通の生活の中に、戦争があったのだと、改めて認識しました。

朋子

しばらく、すずになっていました。
失った右手で、つい鉛筆を握ろうとしたはずです。
絵を描く人は、絵を描く体ができています。
私も、何かを書くときは、体がグッと前傾します。
もう癖です。
背中も、腕も、日本画を描く動きを、覚え込んでいます。
すずが見えない右手で、絵を描き続けてたらいいなあと、心から願います。

朋子

いま映画塾がイチオシです。
受ける前は、映画の鑑賞方法を教わるのだと勘違いしていました。
異文化を生きる人への、優しい眼差しの注ぎ方を、楽しみながら教わっています。
私にとっては、恋愛塾、一流塾、富豪塾の基盤になるのが、映画塾です。
先生が、その映画のどこをピックアップして教えてくださるのかも、勉強になります。
お話してくださる時の「間」の取り方が、もう最高にすごくて、講師の仕事に、絶対に取り入れたいスキルです。
「教えるのではなくて、一緒に体験を共有していくのがいいな」と学んでいます。

朋子

朗読くださった児島令子さんのコピーを、帰りの電車で、何度も読み返していました。
ああ、やっぱりコピーが好き。
広告宣伝会議の先輩で、TCCの審査員で、憧れの人でした。
コピーが上手になりたくて、先生たちに「好きなコピーを100回写経したらいいよ」と教えてもらい、児島さんのコピーを写経しました。
男性が「中畑さんは神だね」と燃えているとき、やっぱり私は、児島さんでした。
なんでもないように作ってしまったコピーに見えるのに、誰にも真似できないコピー。
雲の上の先輩でした。
「寒いから 感動を 拾いにいこう。感動は、見つけられるのを 待っている。」
ああ、児島さんのコピーだ。
ここでまた、出会えるなんて。
感動で、号泣しそう。
そうだ、私はちゃんと、塾に感動を拾いにいったんだ。
もっとキャパを広げて、感動を見つけよう。

早川 泰之

繊細なセリフが多い内容を話してくださる中谷先生から、情熱を感じています。

ノベライズを買いました。自分なりのイメージを楽しむ時間を持ちます。
中谷先生、とっても素晴らしい映画のご紹介、感謝いたします。

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