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中谷彰宏公式サイト - AKIHIRO NAKATANI -

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美学塾(1)
「仕事に役立つ美学を身につける7つの方法」

11月4日(土)

朋子

アートの話ができて、食事の所作が美しいと、どんな立場でも、2階へのチケットを手にできます。
教養があれば、「次も会いましょう」と、2階の人の方から誘っていただけます。
会えない人に会える方法を、ズバリ教えてもらえる中谷塾は、本当にすごい!
バルテュスの色調は、貴族特有の憂いと哀しみが漂っていています。
彼が描こうとしていたのは、薄暗い、古びた部屋に、捥ぎたての桃が置かれるような、移ろいの美しさでしょう。
長い時間を、キャンパスの前で過ごしていた彼は、時間による光の移ろい方を、よく知っていました。
いつか、バルテュスの絵が扱えますように。

寺崎貴宏

英一蝶の涅槃図もバルテュスの作品も実際に美術館にて至近距離で見ていましたが、予備知識もろくに持ち合わせていないまま見ており、見識を広げる意味で作品を識るのではなく、終始上辺で見る作業を繰り返している自分に気づきました。授業の中で芸術では〈見えないものを見る事が大事〉〈圧倒的な知識と教養が必要〉など重要な事柄を教わり、今後に役立つきっかけとなると思います。

灯香

美学というと、その人が持っている信念のことのように思っていましたが、それは違うようでした。
よくわからないことが多いのですが、以前先生が、「わかることは教えていない。」と仰っていたので、とりあえず今はわからなくてもいいと思っています。
美学塾という、初めてのセミナーで、久しぶりにショックによる疲れを感じました。
見えないものを味わうこと。今はできていませんけれど、味わえるようになったら、きっともっと面白いんだろうな。と思い、ワクワクしています。

灯香

わけがわからないものを楽しむには、すごく大人で、自立していないとできないな。と思いました。
そうでなければ、わかりやすい説明を求め、はっきりさせてくれないと、不安になってしまいますから。
とりあえずは、私は大人の女性で、一人で既に完璧なのだと、認めるところから始めようと思いました。

ゆか

 バルティスのほかの作品を帰ってきてから見ました。それで思ったことは、この人は、見たまんま(バルティスにはそう見えた)をただ書いたのかな~と思いました。初めて見た時「あっ絵だ」と思った自分の感覚を逆算して説明するとそうなります。そこにバルティスの感情はあまり入ってないような、美しいと思ったものであることはそうとして、「なんだろうな~」みたいな。ただ、みる人に物議を醸しだすであろうことは、計算していたような気もする。気味悪がる人、踏み絵のように扱う人、非現実主義ととらえる人、そういう鑑賞者も含めて「人間てなんだろうな~」みたいな。絵そのものが限りなく優しい筆遣いを感じるし、全部ひっくるめて、なんやろな~みたいな、写真見ても、陽だまりにいるユーモアのある大らかな優しいおじいちゃんだし。と思いました。(絵の素人がなあ~と思いつつ、感じたことを表現する練習をしようと、専門家の人、読んでいたら、どうかお許しを!)
 ところで、ネットで見つけた節子さんの一言「(バルティス)は、〇〇〇〇ではない」に私は、20年、問さえ忘れかけていた(いや昨日、ちょうど思いだしたところだった)問いの答えを見つけて、えっこんなところに?と思ったのです。当然のことながら、嫌悪の感情がない訳ない私があの絵にそれを示さないのはそういうことなのかな。感覚信じても大丈夫かな、とちょっぴり節子さんに褒めてもらったような、勝手によい解釈をして、気分良くなって書いてしまっています。先生、誘(いざな)ってくれてありがとう。
 

朋子

英一蝶の涅槃図が気になって、受講後も、頭のなかにありました。
画家が涅槃を描くようになる心境に、まだ私は、いたっていません。
いつか、理解できるようになるでしょうか。
仏教の経典を、もっと勉強しようかなと思いました。
でも経典は、すでに読んでいました。
先生の本は、私には『般若心経』のように読めます。
「世界はこういうものだよ」と、やさしい言葉で伝えてくださいます。
『妄想日記』は『理趣経』です。
先生は私たちへ、本という形で、膨大な数の経典を残してくださっているのだと解釈しています。
私なりの涅槃図を、作っていけばいいのかもしれませんね。

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