ロングレンジで考えて、大きなところで勝たせるために、先生は塾で私を打ちのめしてくださるのかと思いました。
あまりにもロングすぎて、死ぬまでにどうにもならなかったらどうしよう、でもだからこそ勇気が必要ともいうのでしょう。
それに、短期的ではなく、長期的な思考の世界がある、そのことに触れられただけで、世界の見方が変わります。
私にとって、それはすでに、1つの良かったことです。

「ジェットストリーム」オープニング・エンディング、この文章の広がりと優しさは、何でしょう。
どうやったらこんな文章が書けるのだろうと思ったら、思考停止状態になりました。
イメージが思い浮かんでから、言葉が出てきて、この文章にまとまるまで、どれくらいの試行錯誤があったのだろう。
1人の時間にそっと寄り添う、美しい文章だと思う。
この文章を初めて知って、自分のフェチの果てに、こんなものを作れたらいいなと思いました。
ただ親しい1人のためだけにでも、そっと寄り添う美しい何かを、文章に限らず表現できたなら、私は幸せだろうな。