5階まで上がらないと、銀座の主に、出会えない。
(7月東京校体験塾・後編 in 月のはなれのウエ・日比康造さん)
2022年07月25日(月)
親愛なる君に
8月東京校体験塾は、
銀座老舗画材店「月光荘」で買い出し、
地下の個展で、はまぐり涼子さんとお話をした後、
いよいよ隠れ家バー「月のはなれ」へ。
今回も「青山グランドホテルのシカク方式」
肝試しスタイルで、一人ずつ、細い階段を5階まで上ります。
僕が先に行って、待っていると、
期待通り、途中で、挫けそうになったと言います。
その時、青い髪の女性が「もう少しですよ」
と、声をかけてくれたので、たどり着けたという
稲川淳二さんの怪談のような話です。
青い髪の女性の青は、
月光荘のコバルトブルーに違いありません。
5階まで上ると、一気に世界が、パリの中庭に。
そこから、さらにハシゴで
「月のはなれのウエ」に。
「想像していたよりも、遥かに急」
と、法子ちゃんが、また驚いている。
上がると、また、「ここはどこ?」
の世界が広がっていた。
ここは、銀座の物干し台。
心地いい風が吹いている。
本物のブドウとレモンが、生っている。
コンセプトは、数寄屋造りのお茶室であり、
ライブハウスの楽屋。
隣のビルに、クラブのママさんの
着物が干してある。
そこへ、月光荘三代目の日比康造さんが、
全員分のアイスコーヒーを持って登場。
「どうやって、ハシゴを上ったの」
と、全員驚く。
そこから、全員で、康造さんに質問。
銀座の三代目の生の話を聞けるのが、
体験塾ならでは。
そこから、ハシゴを降りて、
今度はテラスに。
涼しい。
ここはまた、緑に包みこまれる心地よさ。
さらに、店内のバーコーナーに入る。
ニューオリンズ仕込みの
康造さんのバーテイストがあふれる。
ここで、2週替わりで、
アーティストの作品が展示され、
日替わりで、バンドの演奏がある。
たまたま居合わせた3人組のお客さんも、
バンドの人だった。
一軒で、3軒分の以上、
ハシゴした気分。
5階まで上がらないと、
銀座の主には、出会えない。
彰宏より
P.S.
次回、8月21日(日)の東京校体験塾は、
銀座の職人シリーズ。
暮らしの香り・小仲正也さんと
着物もとじの泉二啓太さんに、
会いに行きます。
岩田夫妻、ワンツーで申し込み、さすが。
◆【中谷塾】ワークショップ
(【ナカタニズ・テーブル】【体験塾】も、こちらから)
★8月21日(日)東京校体験塾
暮らしの香り メインストア銀座
銀座もとじ