“パンケーキは、デザートだから、後で…”とメニューのページも開かないハルピンに対して“パンケーキは、メインだよ”と真っ先にパンケーキのページを見せてくださる先生。最初にパンケーキを決めて、後からメイン、サラダ、サイドメニューと女性の好きなもので構成。シーザーサラダを選んで、パンケーキをたくさん食べる“罪悪感”を払拭してくださる。パンケーキが思いの外、早めにテーブルに並んで、アイスが溶けないうちに肉料理よりも先にいただく。この順番にハルピン、びっくり！ペロッとパンケーキを食べてしまった私に、先生は「次は、どのパンケーキ？」ときいてくださり、2つで迷ってると、「先にキャラメル、もし食べられそうだったら、チョコも…」とリードしてくださり、結局2つ目、3つ目と追加していただく。
そして、パンケーキを待っている間にピリ辛のケイジャンビーフで口直し…という贅沢な味わい方。先生に背中を押していただいて、こんな冒険ができてしまう。デートでは、こんな風に一緒に冒険できる人に惹かれるのだと感じました。決められた段取りよりも、目の前の人といかに楽しむかが大切と教えていただいたテーブルでした。

予習で食べてみて、「このパンケーキをどうやって取り分けるのだろうか」ということばかり考えていました。
でも、ポイントは、「どう取り分けるか」ではなく、「どうメニューを組み立てるか」でした。
まさか、パンケーキを3枚も食べるとは思いませんでした。
まずスイーツを決める。
スイーツから、逆算して、他のメニューを決める。
食べる順番は、スイーツが最後でなくてもいい。
スイーツがメイン。
女性は、はっきり言わないけど、たくさんのサインが出ている。
それに自分が気づいていないだけで、相手のせいにしてはいけない。

２枚目のパンケーキを食べるときに先生が茉莉花ちゃんに「次はどれくらい食べれそう」と聞きました。
その時に茉莉花ちゃんが答えたひと言が、どうして、「３枚目も食べたい 」という意思表示だったのか、まったくわかりませんでした。
「それならはっきり言ってよ」と思いました。
でも、先生は茉莉花ちゃんのサインを読み取っていました。
まるで、魔法か、テレパシーのようでした。
今までのテーブルの中で、一番驚いた瞬間でした。

「ちょっと待ってください。今のまったくわかりませんでした」と、スローモーションで、リプレイ解説を先生と茉莉花ちゃんにお願いしました。

今回の表テーマは、「どのようにメニューを組み立てるか」。
裏テーマは、「女性のサインをキャッチする」でした。
今日のテーブルで、「女性から、サインが出ていることに気づいていなかった 」ということに気づきました。

女性陣から、素直な意見をズバズバ言ってもらえるのが、テーブルのありがたいところです。
ダンスでも、女性をリードできるようになるまで、ものすごく時間がかかり、レッスンを受けまくりました。
女性をエスコートするのも、そう簡単にできるようになるわけではないことがわかりました。