【名古屋校】ナカタニズ・テーブル名古屋(48)
「うなぎを育てるお店のうなぎ料理を味わう。/うなぎの兼光 中日ビル店」
8月11日(日)
ハルピン
別のお店の前を通りかかった時のことです。
先生がお店の前を通り過ぎると、窓際で食事をしていた8人の若い女性が、
ウェーブのように振り返りました。
そして、先生の後ろ姿をずっと目で追っていました。
まるで、映画のワンシーンのようでした。
こんなことが、本当に現実に起きるのですね。
こんなすごい場面を目撃して、自分の目指す姿が、よりはっきり見えました。
茉莉花
岡山から智春ちゃんを迎えてのテーブル、名古屋といえば“ひつまぶし”。初めてひつまぶしを食べる智春ちゃんに、つな八でのテーブルを思い出しながら、味変を伝授します。そのまま食べても、身がふわふわで、皮は香ばしくすごく美味しい鰻ですが、次はネギ、その後は細く切ってある海苔、そしてわさびに山椒と少しずつ味変をして、みんなで味わう喜び。お出汁の味は、まずご飯だけと先生に教えていただき、こういう食べ方もあるんだと気づきました。初めての八幡巻き、肝吸いと先生がオーダーしてくださり発見がありました。ゆっくりじっくり味わう鰻は、特別な美味しさがありました。
茉莉花
“デートは別れ際が大切”と、鰻を味わった後に7階のテラスへ。名古屋の街を一望できて、テレビ塔がエッフェル塔のように見える素敵な場所です。ツバの大きい帽子をかぶっていた私は、先生と写真を撮ろうと思った瞬間、風に煽られて、帽子が飛んでしまいました。風の勢いが強く、テラスを回る帽子を先生がつかまえてくださいました。そのシーンが、とても素敵でうっとり。やはり食事だけでサヨナラするより、少し外を歩いたりすると相手との距離がグッと縮まり、素敵な思い出になると思いました。
茉莉花
テラスの後は、「カフェに行こう」と先生が提案してくださいました。テラスだけでも、すごく嬉しかったのにカフェも!新しく建築された中日ビルは、オープンなスペースが多く、飲食店も全面ガラスで良く見えます。白い帽子に白のジャケットの中谷先生が颯爽と歩かれると、ビル中の人の目が釘付けに。お洒落とは、こういうものなんだと実感しました。先生の姿勢も歩き方も全てが素敵で、自然と人を惹きつけてしまうとわかりました。少しでも近づきたいです。
茉莉花
ブルーボトルコーヒーでは、席にバリエーションがあり、その配置もゆとりがあると先生が気づかせてくださいました。アイスコーヒーを飲んでいると、テーブルに水滴が落ちるのを「こういう時に懐紙を使う」と教えていただきました。グラスの下に折ってコースターのように敷いて、お店を出る前には、テーブルをサッと拭いていく。懐紙の使い方も素敵だけど、その心配りがすごいと思いました。そういう視点で見たことがなかったと思いました。早速、智春ちゃんとカフェで実践しました。