【大阪校】ナカタニズ・テーブル京都(28)
「京の粋・鴨川を眺めながら、フレンチを体験。/LE UN鮒鶴京都鴨川」
1月12日(日)
茉莉花
せっかくの素敵なお店なのに、コートを脱がせてもらう時に“足が開いている”、着せてもらう時、“首が前に出てる”と、美しさからはほど遠い私。先生に指摘していただくまで、全然気づいていませんでした。姿勢の美しさは、すべての基本。お店に見とれて、“コートを脱ぐ”ことをすっかり忘れ、慌ててしまったことも一因。先生には、お店に入る前に一度“整える”と教えていただきました。今まで“整える”なんてしたことがなかった!と思いました。自分の気持ちや躰を“整える”ことは、お店に対してのリスペクトでもあるので、これから“整える”を意識したいと思います。
内田秀典
LE UNに入る前、先生は両足を揃えて、一礼してからお店の暖簾をくぐっていました。
自分にはそんな概念がありませんでした。
これからは、お店に入る時、人に会う時は
一旦立ち止まって挨拶します。
茉莉花
フランスパンをいただく時に、いつもパリパリの皮がバラバラに砕けて、こぼれてしまう私。パンのお皿がパン屑だらけになってました。先生のお皿は、とっても綺麗だったので、どうするのか伺うと“体幹の力”と教えていただきました。ナイフでお肉を切る時も、コートを美しく着るのも全ては“体幹の力”。今年のテーマは『体幹の筋力をつける』と決めました。パンを美しく食べる練習をしようと思います。
茉莉花
四条大橋で集合した後、鴨川の畔を先生と歩きました。いつもは観光バスから覗くだけの景色を実際に歩いてみると、水の音が心地良く、川沿いの建物に歴史を感じました。先生に鴨川の歴史を教えていただき、町の名前の由来を知りました。対岸から眺める鮒鶴さんは、とても趣のある建物で、表玄関からだけではわからない奥行きを感じることができました。先生のお話を聞きながらのお散歩は、とても贅沢で幸せな時間でした。
茉莉花
LE UN のフレンチは、フレンチでありながら、京都の和を感じさせるお料理でした。『聖護院大根と西京味噌のポタージュ』には“大徳寺納豆のパウダー”がほんの少し。“大徳寺納豆”は初めてでしたが、そのほんの少しのパウダーの塩味がとても効いていて美味しかったです。紙のように薄くスライスされたカリフラワーは、現代アートのよう。とっても小さなトマトは、「マイクロトマトだよ。」と先生に教えていただきました。人参も蓮根も京野菜独特の香りと食感があり、未体験のお味でした。カトラリーや器も洗練されていて、素晴らしいひと時でした。京都は何度も訪れていますが、発見が多かったです。
田村信之
念願叶って鮒鶴さんに足を運ぶことができました。
鴨川の散歩の仕方を学び、外からうなぎの寝床を感じたのは初めてです。京都の街なかを先生と歩けたことで、移動のテンポ感や感じるポイントを体感できました。