宝くじのお話、こわかったです。
損だなと思うことが、実はそうではない。あのお仕事とお金の関係は意外でした。
ゾッとしました。その後の映画塾につながっていたんですね。
通して受けると更にわかることがあるよ、と言ってくれた未央ちゃんの言葉を思い出しました。
前回は、アリを退治してもらったり、受付以外にもお世話になってます。

言葉を知らないなと実感しました。
社外役員会議で投稿した言葉を訂正してくださっている淺野さんを思い浮かべました。
塾でどんな時も、どんな場所でも学ぶことを教えてもらいました。(なかなかできていませんが)
辞書をひく回数を増やします。姿勢をなおす回数も増やします。

｢教養がある｣の解釈を、間違えていました。
絵を観た経験も、音楽を聴いた経験も、言葉に出来なければ教養と言えない。
螺鈿が漢字で書けなくて、心底情けないと思いましたが、決して過去は無駄にならない。
基本がないなら、今から蓄積すれば良いだけのこと。
努力の方向性が、絞れました。

若いころに１年だけ奈良市にいたので仏像彫刻を習っていた。おじいさん方の派閥争いが土地柄もあるのかしゃれにならなくて、辞めざるを得なかった。だがそこで得難い友人を得たのだった。私にいろんなことを教えてくれた。
しかし、交通事故で片足を亡くされ、私は泣くしかできなかった。どう声をかけていいかわからず、疎遠になって年賀状だけのお付き合いになった。きらきらした瞳はそのまま、きっと私より強く強く生きておられる。
彼女に教わった。「仏像はね、彫った人の顔とおんなじなんだよ。だからね、この観音像の顔はね、みえちゃんの顔なんだよ。いいね。」あれから何十年もたってしまった。なんだか思い出して泣いてしまった。すべての私の原点の種をまいてくださったのだった。感謝します。そして幸せを祈っています。