大阪校・映画塾(40)
「映画を見ながら成長する7つの方法」
12月10日(土)
樋渡亜希子
ヒギンズ教授がイライザに与えたのが、お金や物ではなく、
教育だったことが、「マイフェアレディ」に魅かれた理由のひとつです。
華やかさとは縁遠い世界で暮らしていること。
普段は方言で話していること。教養がないこと。
そんな自分と重ねて感情移入しながら観ました。
また、上半身がタイトな服を着ていたイライザに、
花売り娘ながらも美しさを感じて、服装の大事さも感じました。
樋渡亜希子
原作でイライザは戻って来ないこと、知りませんでした。
時代背景を鑑みると、出ていくことで女性の強さを表している。
確かにそうだなと思いますが、イライザが戻ってくるエンディングの方が好きです。
出て行ったままでも、それはそれで相応しい幸せがあるでしょう。
むしろ、その方が幸せかも知れません。
でも、あれだけ気の強いイライザが戻って来たのは、
自分のプライドよりも、ヒギンズ教授の方が大事だったからじゃないかな。
互いに傷ついたり傷つけたりした後に、
「私の上履きはどこかな?」なんて、何事もなかったかのように受け入れるヒギンズ教授。
2回観たのに全然覚えていませんでした。
同じく、フレディが冒頭に登場していたことも。
もう一度、じっくり見直します。
カウカウ善し
ピグマリオン観てみます。マイフェアレディの事を詳しく知れ面白かったです。
樋渡亜希子
1コマ目から3コマ目までずっと、何だか自分のために授業をしてもらっていると錯覚しそうな1日でした。
ポジティブ過ぎますね。
特に映画塾では考えることが多くて、
帰り際に先生から映画塾の話をふってもらっても、変なことしか言えなくて残念です。
感想を書くことが整理する時間になっています。