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中谷彰宏公式サイト - AKIHIRO NAKATANI -

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映画塾(42)
「映画を先生にする7つの方法」

1月29日(日)

稲垣桃子

2回目の映画塾参加です。

1回目もかなり面白かったのですが、2回目はもっと面白かったです!
気楽に聞くだけのような気持ちで参加してしまっていて、
他の皆さんの学ぼうという姿勢に圧倒されます。
でも初めての方も参加しやすいので、迷っている方は是非!

中谷先生のお話により、今回も見直したい映画が山積みになりましたが、
私のツボに一番ハマったのはエイの先生の真似をしてくださったところでした。

毎回申し込みが間に合いませんが、遠足も楽しそうですね!
次回は、気になっていた書道を狙いたいです。

灯香

自分の世界を持つことが大切とはよく言われることですが、私にはその表現では足りませんでした。
自分「だけ」の世界を持つことが大切なのです。
身体的にではなく、イマジネーション的に。
そしてそのイマジネーションとは、ただぼんやり空想する現実から離れたものではなく、現実に目の前にある作品・起こった出来事に対しての解釈なのだと、気が付きました。

灯香

他人を理解するなんて、全く不可能だと本当に思えて初めて、自由になれました。
相手を理解したいということは、私を理解してほしいということです。
本当は、どう思っているのだうなんて、想像してもわからない、言葉で確かめても本当かはわからない。
そうであるなら、難しく考えずに、感じたまま自分本位でいたほうが、優しくなれる。
理解できなくても、好きでいれたらいい。
理解してもらえなくても、好ましい存在でいれたら良いです。

灯香

映画塾がきっかけで思うのは、いろんな世界があるのだな。ということです。
3次元的にではなく、イマジネーション的に。
それを考えると、わかりやすく単純に楽しめるものよりは、なんだこれ。わけわからないけれど惹かれる。というもののほうが、刺激されます。
勉強するほど自由になれるという意味は、他人が自由に作った世界を感じれば感じるほど、自分の世界をつくる原動力になるということかと思う。

灯香

よく嫌われる勇気と言いますが、それは自分の世界を相手にぶつける勇気ですね。
異性には、欲望ではなく、その世界をぶつけてきて欲しい。
世界が濃いほど面白い。
変態でも、イカレていても、強ければ魅力的。
逆にただのノーマルよりも、魅力的。
でも強さがないと、ただの変態はマイナスが大きい。
とにかく強ささえあれば、マイナス要素はかなりの確率で魅力になるのです。

灯香

自分の世界を持っているほど、相手の世界も受け入れられる。否定することはない。
いつも塾で学んでいて感じることは、もっと大人になったら、もっと世界は楽しいのではないかということです。
それに、今までは、理解しあうことが大人だと考えていましたが、どうやら違うようです。
理解しあえない、他人として、相手を面白がって、好きでいれたら気楽で楽しいし、私にとっては自立です。

灯香

「言いなりになんてなりたくない」と「言いなりになりたい」願望としては両方あります。
本当は言いなりになってしまいたいのに、素直にならないで強がる。
なりたくないといいつつ、壊してくれそうな相手を無意識に選んで好きになっているのだと思う。
それが壊れて一気に言いなりになる瞬間が、一番気持ちが良いから。
ですから、すぐにいいなりになったのでは、つまらないし、相手との関係もそれほど深くない。
長い時間を経た上で、心の底から言いなりになれた相手は、私にとって稀有な存在。
自分の中の抵抗が崩れるからこそ、その感情は本物になる。
そういう意味で、今日お話ししてくれたラストシーンに、私はとても共感しました。

灯香

私の体験+私の想像→私の物語→私の魂
とても大きなことのような気がして、ずっと気になっています。
ただ生きているだけでは、魂に到達することはできず、体験と想像を重ねることにのってのみ、私は私だけのイマジネーションの世界、物語、魂になることができるのだと考えていますが、今までは逆だと思っていました。
自分になるということは、今まで教えられてきたことを忘れて、子供のようになることではなく、ただひたすら勉強して自由になり自立することなのだということが、ようやくわかってきました。
完全に自由になって、自立できたとき、私の魂を生きているという状態になれるのかな。と思いました。

灯香

先生の、間違ったことを共有しあっている。という言葉が、とても嬉しかったです。
先生は塾で物語をたくさん教えてくださる。
先生の物語をたくさん教えてくれる、解釈を教えてくれる、ということは、先生の魂に触れているのだと思う。
以前、1つの出来事に対する解釈を何通りか教えてくださった後に、その中の1つを指して「僕はこれが1番好き。」と先生は仰いました。
今思えば、そのとき私は、奇妙な、慣れない感覚に少し戸惑っていました。
なぜなら、私にとって、出来事に対して重要なのは、真実はどうだったのか。でしたから。
他人の真実を気にしている限り、私の魂には出会えないのだと、今ようやくわかりました。
正解とか不正解、真実というものを越えた、先生の自由な魂に触れることで、私も自由になって、そしてもっと自分を創っていけると思いました。

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