大人の恋愛塾(99)
「余裕力をつける7つの方法」
3月18日(土)
エミ
映画仕立ての話が面白すぎました。きっと自分で記事を読むだけでは入り込めなかったけれども、先生の話だと世界に迷い込んでしまうのが凄いです。これからの自分の生き方の軸が定まりました。
灯香
塾は、勉強のベクトルを示し、スピードをUPさせることを教えている。という先生の声が離れません。
振り返ってみると、確かに、以前教えていただいていたことは、その時の私には必要性は理解できませんでしたが、今の私には必要になっています。
先生が教えてくださっていたのは、こういうことかと実生活でリアルに感じることが多い。
ですから、先生は、このまま上がっていったなら、いつか必要になるから、チャンスを掴めるように全力で準備しておきなさいと、私がまだ感じられない先の将来を見て、教えてくださっているのだと思いました。
灯香
仕事もあるし、背伸びした場所に行ってドキドキしたいし、本も読みたいし、睡眠も大切、自分の生活空間にこだわって少しでも上質にしたいですし、1人でやることだけでもいっぱいで、恋愛どころではないというのが正直な今の感想です。
でも、恋愛において最も大切な要素は教養と聞いて、恋愛のためにやっているのではないけれど、繋がっているのだな。と思いました。
結局は、その人が、1人の時間にしてきたことに対して、惚れるのかしら。相手の1人の時間が透けて見えたときに、惹かれるのかもしれないと思いました。
灯香
気にいったときに買わないと、もう手に入らないという絵のお話を聞いて思い出しました。
いつも、大切なチャンスは、限界まで手を伸ばせばなんとかいけるというところで現れる気がしていました。
どうしてもう少し余裕ができたときではなくて、今なんだろう、しかも全く無理かといえばそうではなくて、限界爪先立ちで頑張ればどうにか、というところなので、いつも疲れる、不思議だなと思っていました。
でも、そういうものなのだと思いました。
何も準備していなければ、チャンスさえこなくて、たくさん準備しておいたなら、余裕でこなせるのではなく、準備に見合った、もっと大きなチャンスがくるのだと思いました。
YUKA
1日を通して、自分が何となくでモノをみていると感じる1日でした。個人レッスンでも自分のやろうと思うことを一瞬でいとも簡単にすっきり話してしまう先生。スラスラとモノの名前や単語が出てくる先生は、どれだけ中に教養が詰まっているんだろう、それだけ1つ1つを大切に見ているのだと思いました。
そして、中谷塾はいつもいろんなことを思い出させてくれます。
カラヤンを死んだ日、泣きながらCDをかけまくり、TVのチャンネルをカラヤンコンサートから譲らない兄、バレリーナのノブちゃんの家庭教師を頼むと私に引き継いだ姉。ノブちゃんがソリストで躍ったのがゴールデン・バレエ・ガラ・オブ・ロシア、ドン・キホーテだったのに出てこなかった。見に行ったはずなのに。中国雑技団、水墨画、日中友好協会、花束を渡す役のために私を連れていく父、何度も見たのに中国文化と言われても何も出てこない。私には頑固な兄でなんでも決めてくる姉、変な父に映っている。そういうものに触れる機会を与えてくれていたことに感謝しようと思いました。そして、元美容師で死ぬまで父の髪を切り続けた母。
しんちゃんのおうち紹介では、団地暮らしなのに住宅のチラシを見ては、勉強する部屋と着替える部屋と寝る部屋と云々、あ~これでは、部屋が足りないわと真剣に悩んでいた小さい頃の私。断られ力、懐かしいような痛みの感情に何故かおかしくて笑ってしまうのに、逆に当たり前のように父と母のように結婚するのだと思っていた自分を思い出しました。
家族や自分の想い、周りの美しさをもう少し大切に注意深く見て、素直に吸収したいと思いました。
エミ
美術館めぐりのあとランチをしたら、隣席に美術史について熱く語り合うご婦人たちがいらっしゃった。色気のある60才を目指した途端に憧れの人が現れたので驚きました。勉強すると見えてくる世界がおもしろいです。