教養塾(12)
「勉強するべきことがわかる7つの方法」
6月17日(土)
石山
言葉があるからこそ表現ができる。出来事を適切な表現で行うには、言葉が必要。自分よりも語彙が多い相手との会話のときに、相手に対するマナーとしても自分が持っている言葉を増やすべきと思いました。単語帳を作るという発想を忘れていましたので、さっそく作りました。
灯香
絵に描いてある物の意味を知れたことが、とても面白かったです。
月や窓や本、1つ1つの意味をたどっていくと、それはただの平面的な絵ではなく、時間と空間を感じさせる物語に変化していきます。
文章を読むならば、イメージは全て自分の頭の中に出来上がるのですが、絵の場合はそれがすでに目の前にある。
誰かのイメージである絵が、目の前にあり、その意味を読み、頭の中でストーリーにしていく、いわば通常とは逆の作業で、ちょっと不思議な感覚でした。
目の前の絵と、私の頭の中と、イメージと知識がいったりきたり、絶えまなくやり取りして、脳と感覚、両方がフル回転するような体験で、意味を知って絵を観るというのは、とても面白いなと感じました。
灯香
丼とアイスクリームが、同時に先生に提供された映像が面白すぎることや、金曜夜の閉まっているかのように見える新国立美術館のお話を聞いて、ジャコメッティ展に行きたくなりました。
私の中では、ただのジャコメッティ展ではなく、先生がお話してくれたその全てを含んだ、ジャコメッティ展です。
やっぱり先生のお話を聞いてから行ったほうが、作品にも興味深々になれるので、面白いです。