絵本屋さんのクレヨンハウスあたりで、ボス猫を見かけ、嬉しかった遠足です。クレヨンハウスのお向かいが、ファミマになっていたのにも驚かされました。ここのところの表参道界隈の移り変わり様は、中谷先生級のスピードです。
仕事がフリーランスなので、普段は全く人と食事をする機会がなく、皆さんとご一緒できるのが毎回新鮮です。「お任せあれ！」と頑張ってくれるヒカル君を頼もしく感じ、まだお話したことがなかった塾生さんとお話できたことも、収穫でした。
もう一つ、一番いいこともあり、遠足に出る前より少しパワーが注がれた思いです。

今まで想像したこともない夢が、また増えました。
きちんとした格好の皆さんと、塾終わりの興奮状態で巡るのが格別でした。
夕暮れに、6つも教会を巡るスピード感が、気持ちを高ぶらせました。
邸宅レストランの晩餐は、映画そのもの。1週間の欧州旅行をした気分です。

今回の遠足塾の感想ですが、今までで一番書けません。
いつもなら真っ先に遠足を書くのに、後回しにしてしまいました。
気が付いたこととか、理屈ではなく、先生、感覚的に良すぎました。
遠足が終わったときに感じたことは、何もかも素適すぎるときに、幸せというだけで終わらせて良いのだろうかということです。それで穏やかに消化できるのか、正直に言って、私はそのとき、逆に、いたたまれない気持ちになりました。
幸せで穏やになるというより、興奮してしまったのでしょう。
胸の中溢れたものを吐き出さないと、収まりがつかない感じなので、恋人同士ならキスを誘い、表現手段を持つ人ならば、絵でも詩でも、音楽でも、なんでもよいから何かを作るだろうなと思いました。
昨夜の空間は、好きすぎて、どうしていいか途方に暮れるほどです。

エミちゃんと真ちゃんの婚約もあり、2人も一緒に教会を回っていたら、なんか結婚っていいかもな。と感じました。
惹かれたのは、2人で一緒に何かを作っている感です。
今まで、結婚＝日常の共有としか考えていませんでした。
でも、2人で何かを作ると考えて、その作業を共有できると捉えたら、すごく素適なことに思えました。
よく先生がお話してくれる、芸術家のカップルは、より具体的に作っていることを実感できるので、そういう意味で、とても幸せだろうなと思います。
いろいろ相談したり、コミュニケーションたくさんして、何か一緒に作ることができる関係って、ものすごく特別で最高だと気が付きました。
今まで男性に対して無意識に自分が持っていた捉え方が、エミちゃん真ちゃんを、間近で見ることが出来たおかげで、何か変わった気がします。

花溢れ、キャンドルの灯りと、音楽が流れる夕暮れのテラスでのお食事、これはすごい事だなと思いました。
お花と、灯りと、音楽と、食べ物、会話、それはなにか、人間が生きるために必要な瞬間全てを揃えました。というような感覚でした。
先生がいろいろなところに毎回連れて行ってくださったり、教えてくださるので、あ、私こんなの好きかもって、意外な自分が見えてくる。
教会はサンタキアラ教会が好きだったし、マティスの赤い部屋が好きだし、イチョウ祭りで芝生の上で食べるのも好きだし、共通しているのは、草花が感じられて、こじんまりした日常の親密な空間、そういうところで、私は喜ぶらしいということがわかりました。
自分のことなのに、どうして経験していかなくては、わからないのだろう。
菱沼さんも、いろんなシャツを試す中で、あれ、これけっこう好きかもという想定外に会えると仰ってましたが、本当にそうだな、試していかないと、自分にすら、出会うことはできないのだと思いました。

表参道に住んで二年経つたのに、どうしてbambooに行かなかったんだろう、というか知らなかったんだろう。
エミちゃん&しんちゃん、パーティーだけ、bambooでしてくれないかなあ❤︎

五感をフルに使った週末でした。大阪からの参加なので、遠足塾は、旅行塾です。美味しい匂いとキラキラした空気、エミちゃん真さんのHappyのおすそわけもいただきました。ありがとう！おめでとう！
2日目、先生のアドバイスも無視して、イメージもなく大和屋さんにいってしまった私に菱沼さんは優しく教えてくれました。大好きな布がいっぱいあって、シャツ作りより、つい、かわいい布に目が行ってしまい、困らせてしまったような気がします。手が短いのでサイズの合うのに出会ったことがなく、「かっこいいきちんとＹシャツ」は無縁と思っていたので、完成にドキドキです。でも、ごまかしの利かない真っ白シャツは憧れでもあるけれど、袖を通すのが少し怖い気もする。
脳をいっぱい使ったので、帰ってきてからいっぱい眠れてしまいます。
菱沼さん、ありがとうございます。中谷塾は、いつも新しい経験のきっかけをつくってくれます。先生、坂本龍馬記念館、紹介してくれてありがとう。高知に由来のある私は、密かにそんなことがうれしかったです。