嫌な気分になる映画とか、戦争映画、そこで描かれているような事が、現実にあるということを知るのは大切だと思います。
でも、映画で観ることは、気持ちが悪くなってしまい耐えられないので、先生がお話してくれることは有り難いです。
どうしてこんなにも嫌な気持ちになるのかなと考えたとき、やはり今まで私は、とても幸せに、平和に、善意の人達に囲まれて生きてきたのだな。ということを実感します。
もしも優しい人に今まで出会ったことがなかったなら、私はどんな性格になってしまったか想像もつきません。
そして、私がもっと強く優しくなろうと思うのは、実際にお手本となる人と接した経験があったり、そのような方が身近にいてくださるからです。
私1人では、私はどのようにも出来上がらない。
私を創っているのは、今までに関わった人達の、かけらの集まりではないかと思います。
人は生まれではなく、誰に出会ったかで決まる。というセリフにも、納得いたしました。

映画塾も初めての受講でした。
数本の映画のワンシーン、ワンシーンの解説をするにあたり、先生が身ぶり手ぶりを交え、言葉に起こして塾生に語りかける姿に感服しました。
教わったそれぞれの作品が先生の授業を受講していなければ、知りえなかった作品が多くあったので、貴重な経験になりました。