大阪校・大人の遠足塾(14)
「円山公園の弥生の宵のしだれ桜の艶を味わう。/青蓮院と花灯路編」
3月18日(日)
愛
五感が震えた京の夜でした。
梅の香の薄明かりの中、みんなで歩いたこと。
お抹茶を頂きながら、めでた景色の素敵さ。
竹があんなにロマンチックだとは知りませんでした。
今回の遠足塾は、一番会話が多かった遠足塾でした。
こんな素敵な夜をありがとうございます!
榊田未央
私が味わったものはきっと、本当の意味での味わいとは程遠いのでしょう。
それでもひと時の間、遠足塾であることさえも忘れ、物語の世界に旅していました。
夜というものが、こんなにも美しいものだったなんて。
大阪校遠足塾至上最高にロマンチックでした。
朋子さんにお聞きした、艶のあるお話がより一層、私の妄想をかきたてました。
榊田未央
「上の世界では昔の事なんかではなく、今も変らず同じように暮らされている」と朋子さんが仰ってました。
京都の遠足塾に参加させて頂くようになり、実際に朋子さんの画廊やお寺の夜の拝観などを通して、今までとても遠くに感じていたことがリアルにイメージできるようになりました。京都では、今という時間が歴史の延長線上にあり、文化が生きているということを感じます。
今のままでは、私は自分の実家の歴史さえ、引き継ぐことができません。
とにかく歩くのをやめないアリで、頑張るしかありません。
真治
住みたい街ではなく、
住んだ街を、味わい尽くす。
学生時代、京都に住んでいました。
志望校が母校にならなかったため、
嫌々生活していました。
2年間で行った名所は、金閣寺だけでした。
もったいない時間の使い方をしていました。
20年前の自分に何と声をかけるか、
遠足塾の間、ずっと考えていました。
若くて今以上に頑固な自分は、
何を言っても耳を貸さないから、
今夜見た竹林に連れて行きます。
先月から住み始めた街も、
自分の希望通りの場所ではありませんが、
味わい尽くします。
愛
はじめての事ばかりでした。
中に入れて頂けるとは思わなかった青蓮院。他の観光客の方もたくさんいたのに、ぴったり皆でお抹茶だなんて!朋子さんの手解きも頂きました。
チラシに目がとまりました。花灯路が18日までって。最終日の夜だったこともびっくり。
街をあるきながら、行灯の話をされる先生のように、文化の香る大人になりたいと思いました。
そのお隣で、朋子さんのお花のお話。贅沢なツートップ。
一方失言の多い私は、何度も心の中で凹みました。
この遠足塾に、参加させてもらい、体験させてもらっているのだから凹みではなく、これからの勉強なんだと、身が引き締まりました。
一番ロマンチックな夜でした。
朋子
青蓮院門跡は、粟田御所と呼ばれます。
皇族・貴族と縁があったことは、建築様式からだけでなく、
大和絵風の、杉板の戸に描かれた祇園御霊会の山鉾の絵からも、伺えます。
国宝の青不動明王の青は、五色の中でも最上位にあります。
実は1回目の京都遠足塾から、八坂神社の青龍、青龍庵、
2回目の木島櫻谷の青、そして今回は青不動と、
青で彩られています。
昨日の先生のお召し物も、ネイビーの青でした。
青は高貴な色です。
大徳寺の牧谿といい、最高級の美術品が存在するのは寺院です。
舶来の文化を貪欲に吸収しつつ、美意識を養っていったのでしょう。
これからの時代に、どのような美意識を持って生きていけばいいのか、
あらゆる場所から学ぶ機会を持ちたいと願っています。
春の美しい夜に、ご一緒にして下さった皆様に、心から感謝申し上げます。
愛
遠足塾の前に皆さんが様々な所に行かれているのが刺激になります。
京博雛人形展に行ったとき、先生はあの雛人形の授業のためにここにも来られていたんだ、そう思うと胸が熱くなりました。
今回は帰りの駅までも一緒で、足音もしない歩き方、紳士という文化を教えてもらえた贅沢な時間でした。もう普通の観光なんてできません。
由紀
初めてお伺いした青蓮院さんの夜のお庭。
まるで、幻想的な宇宙に迷い込んだかのようでした。
体験に基づく朋子さんのお話の数々。
単なる知識としての「教養」ではない「教養」の奥深さを感じる時間でもありました。
中でも、みんなで想像してしまった「十二単」のお話。
今、思い出しても、顔がほころんでしまいます。
教養塾で、教えていただいた「左近の桜と右近の橘」。
宸殿からの景観は、京都御所の紫宸殿とリンクして、ドキドキ、ドキドキ…。
書きつくせないほど、たくさん感動です。
先生、朋子さん、大阪校の皆様、ありがとうございます。
朋子
遠足塾で、訪れる場所を調べていました。
先生がどれほど膨大な知識を有していらっしゃるのかに、
ただただ圧倒されます。
文化について語ろうと思えば、専門の本を数冊読んだだけでは、全然足りません。
それぞれの繋がりを知り、人に伝えるレベルで理解するには、
途方もなく広範な勉強が必要です。
それを先生は、毎回の中谷塾でなさっているのです。
驚愕します。
先生から学ぶということが、どれほど貴重な経験であるのか、
身を以て知りました。
マリリン
円山公園界隈には毎年のように子供たちとカメラ片手に参ります。中谷塾で皆様や、先生、朋子さんとご一緒すると、一つ一つの風景に色々な意味合いがあることを教えていただきながらのshort tripで、見慣れた景色がが全く違って見える物だなと、感銘いたしました。現場で教えていただくことは身体の中にすーっと入っていって教養として自分の身になる感覚があります。このような贅沢な時間を作っていただいたことに、感謝申し上げます。
愛
今日のレターを読みました。
「安すぎる!」と仰った朋子さんの拳を振る姿が浮かびます。
見ていらっしゃるところ、感じるところ、まったく及びません。
私は余計なことはいうのに、こんな、こんな大切な事を言えなかった。
ここなんですね。もっと勉強しないと、私。
ありがたいことに、先生にも朋子さんにも学ばせて頂いている。
とってもかわいがってもらっている。凄い事だと改めて感じました。
由紀
今年も、お花に感謝です。
円山公園しだれ桜。
お花が咲いていてもいなくても、醸し出すその存在感に、びっくりです。
遠足前日、お世話になった、京都ホテルオークラさん。
ロビーを彩る啓翁桜。
ソファーに座って見ているだけで、ほっとします。
もうすぐお正月。
玄関を飾るお花は、ピンクのバラとヒペリカム。
松の木に包まれ、踊っています。
2020年も、お花とともに楽しみます。
由紀
裏道巡りも楽しんでました。
遠足翌日、大雨です。
隠れ家カフェ りょういさんで、のんびりです。
雨のおかげで、貸切状態。
なんとも言えない贅沢な時間です。
ひとりで過ごす時間は、自分を見つめる貴重な時間。
次に、進むために。
今度お会いするのは、大阪校遠足。
そう決めたら、まさかの「芦屋奥池遠足」となりました。
ヒロコさんからいただいたメッシージ。
『自分の好き』を、信じて進みます。
いつもありがとうございます。
由紀
「りょーい」さんは、「高瀬川を開削した方」のお名前でした。
初めてお名前お聞きした「門倉了以」さん。
ホテル2階回廊の蒼々たるメンバーに、お仲間入りした了以さん。
裏方さんでも、すごい方がいっぱいです。
気になって、お調べしたら、世界が広がります。
「京都ホテルオークラ」さんから始まって、「カフェ りょーい」さん、「門倉了以」さん。
『自分の好き』から、どんどん世界が広がります。
今度は、リンダさんみたいに、「ピトレスク」さんでお食事したら?
と、想像です。
「絵のように美しい」お料理と景色に出会えそうです。
これからも、『自分の好き』を楽しみます。
由紀
今日は、ちょっと早めのお花見です。
お花屋さんで、目が合ったピンクの『ときわ桜』です。
優美な『しだれ桜』とは、対照的に、元気いっぱいの『ときわ桜』です。
今日から、玄関を彩ります。
今日も、お花に癒されています。
感謝です。
由紀
初めて知った「貞観政要」。
あっという間の100分でした。
初めてお会いした出口治明さん。
穏やかさとパワフルが共存した面白い方でした。
立命館アジア太平洋大学。
京都にあるのかと思ったら、別府と知って、びっくりです。
『人から学ぶ、本から学ぶ、旅(遠足)から学ぶ』
妙に、納得です。
幻想的な夜の青蓮院さん。
今、思い出しても、ドキドキします。
由紀
今日は、「お庭でプチお花見」です。
日中のぽかぽか陽気に誘われて、ちらほらと、淡いピンクのお花が咲いてます。
来月は、「美術館でお花見!」の予定です。
お楽しみは、奥村土牛さん《醍醐》。
丸山公園のしだれ桜とは、また違った味わいです。
もうひとつのお楽しみは、速水御舟さん。
どんな桜に出会えるんだろう。
想像したら、わくわくです。
由紀
「ホテルオークラ東京 藤の花のシャンデリア」
あまりに美しくて、雑誌のお写真に、見入ってしまいました。
ホテルサイトをクリックすると、出会ってしまった大銀杏。
ホテルロゴマークも、銀杏の葉っぱで、ビックリです。
今日も、銀杏に呼ばれました。
京都でも、楽しかったホテル探検。
次回は、東京です。
楽しみです。
由紀
勝手に、ご縁を感じる藤田嗣治さん。
遠足翌日、朝の青蓮院さんお訪ねしたあと立ち寄ったヤマナカ・カフェさん。
お隣の建物も、なんだか気になり、ちょっとだけ、見学させていただきました。
ぐるっと巡ると、「藤田嗣治さんサイン」と目が合い、ビックリです。
初めての『国立西洋美術館』でも、呼ばれました。
不思議な構造の建物に、圧倒されながらの見学です。
たくさんのロダンやモネにビックリしながら、ふと振り返ると、「藤田嗣治さん作品」です。
今度は、にっこりです。
次回は、どこで、お会いできるんだろう。
楽しみです。
因みに、明日は、ぶらぶら美術館で『国立西洋美術館』楽しみます。
由紀
薄紅色の~♪
バス通りのお花が、桜から、ハナミズキにバトンタッチです。
あっという間に、満開です。
バス停と公園のつつじも、開花し始めました。
すくすく変化しています。
今日は、通勤お花見満喫です。
明日の公園お散歩は、イサム・ノグチさんコースです。
百年続きますように~♪
由紀
動き出したら、止まらない:Part2。
午後は、図書館で、過ごします。
父と、久しぶりの図書館です。
新着図書コーナーで、ワクワクした本をお借りします。
今日のワクワク3冊です。
「ミッキーマウス ヒストリー ウォルトから世界へ」
「英語で伝える 茶の湯の銘100」
ふと、みんなで並んでいただいた、青蓮院さんのお抹茶を思い出します。
「あなたの『楽しい』はきっと誰かの役に立つ」
文学コーナーで、スズケンさんセミナー予習本をお借りします。
「平安人の心で『源氏物語』を読む」
あっという間の30分間満喫です。
由紀
「しっとり炭屋旅館さん」×「素朴な佐々木蔵之介さん」。
心地よい、冨永愛さんのナレーションで始まった、『新・美の巨人たち』。
雨が似合う「炭屋旅館さん」。
想像以上の品のよさに、ただただ、うっとりです。
「お茶室で、お茶をいただくのは初めてです。」
ちょっと意外な発言の「佐々木蔵之介さん」。
知ったかぶりしないお茶目さに、ただただ、にっこりです。
「美」と「トラベラー」と「ナレーション」。
『新』になって、最初感じた違和感も、どんどん、面白くなってます。
次回も、楽しみです。