知的生活塾(2)
「知的な人と出会える7つの方法」
3月3日(土)
飯岡 啓朗
ルドルフ2世の話が面白かった。
どう考えても変人なのだが,中谷先生が「彼は,幸せだったと思う」の一言に感動した。
こういう生き方もありだと気づかされた。
ここ2、3年中谷先生の影響を受けて企画展があるたびに美術館に通っている。
その中で気づいたのは,「貧すれば,鈍する」というのは金言であるということである。
お金がないと,発想も乏しくなり,行動範囲を狭まる。
私は,優れた人物を知ると,必ずその生い立ちを調べる。
どのような環境であれば,天才性が生み出されるかに教育者として興味があるからだ。
私見だが,優れた芸術家ほど,生まれた家が金持ちの傾向がある。
今年は,印象派の画家の企画展が多いみたいだけど,印象派のほとんどがブルジョア階級の生まれの人で,貧乏な家に生まれたのはルノアールくらいである。
今地球上にある文化のほとんどは,金持ちや貴族など裕福な人が生み出したものばかり。
貧乏な人たちが生み出した文化はあまりない。
これは,人間は,経済的に余裕のあるほうが,発想が豊かになることに他ならないと思う。
勉強するのには,お金がかかる。それも,大きなお金がかかる。
稼ぐために勉強するというより,勉強するために稼ぐほうが,結果的に稼げると考えている。
灯香
20年に1度しか観れないすごいものを、知らずにいるところでした。
将棋のことも、お茶のことも、知らないことだらけです。
行った展覧会でさえ、先生のお話で初めて知ったことが多いです。
私は普段、何をしているのだろう。本当に生きているのかと反省してしまいます。
反省して思わずフリーズしたパソコンのように固まってしまいますが、こんな瞬間がもったいない、そんな暇があれば1つでもお勉強です。
真治
あれもこれもではなく、あれかこれか
芸術とは多くのものを放棄すること。
神聖ローマ帝国のローマ皇帝なのに政治能力に欠けている。
本人は全く気にすることなく、ひたすら奇妙なものを収集する。
自分なら政治能力欠如を埋めることに特化し、芸術活動を行わない。
それでは、政治家としても芸術家としても一流になれないまま人生を終えてしまいます。
やりたくないことを嫌々やっている生活から
やりたいことを楽しくやる生活へシフトします。
いづみ
仁和寺と御室派のみほとけ展
早速でかけました。先生の講義を元に、予習して行きましたが、本当に行って良かった!静かな静かな感動がありました。タイミング逃すことなく、間に合ってよかったです。
その後、私の書き込みをみて出かけた方もいて、教えてもらってありがとう、と感謝されました。
昨年の10月から月一度程ですが中谷塾に参加するようになり、皆さんもおっしゃってますが、自分が変わりました。まず、先生の姿勢を見て、私も姿勢が良くなりました。前を向いてキチンとボタンを留めて胸張ってさっと歩くようになりました。
1月からつい先日まで、ある低GI食品のモニターになり、食生活を見直してのダイエットダービーに参加していたのですが、3キロ減量、中谷塾に通い始めた頃からすると4キロ減量して結果をだすことができました。運動もし、専門の先生のご指導も受けてはいましたが、中谷塾でのお話も先生のご本も、かなりの刺激となっているのは間違いありません。
塾での指導を受けていると、太ってダラダラしてられないのです。
美と品について教えてくださる塾は、エステティックな効果もありますね!絶対に。