美学塾(5)
「美から、生きるエネルギーを受け取る7つの方法」
3月17日(土)
飯岡 啓朗
「絵から物語を感じること」
3月は仕事がひと段落して少し時間があったので,美術館にたくさん行ってきた。
絵画というのは,見るものではなく感じるものだと思っていた。
しかし,中谷先生が「絵から物語を感じることが大切」と聞いて,自分には物語という発想が抜けていたことに気が付いた。
ルノアールのイレーヌ嬢の絵も,ナチスドイツやヒトラーが関わっていたことは知らなかった。
こうなってくるとこの絵はますます不思議な絵に思えてくる。
もう私の場合,図録を買って勉強しないとダメかもしれない。
いつも,見て,音声ガイダンスを聞いて終わりなのでそれではもったいないと思た。
美術に関しては,勉強の仕方から考え直してみたい。
灯香
膨大な量を受け取ったので、このコマの復習だけで、数日かかりそうです。
先生が美学・教養について教えてくださるようになってから、東京校がない週は寂しいなんて言っている暇がなくなりました。
寂しいどころか、時間が足りません。
先生も同じように芸術についてお勉強しているのだと思いながら、教えていただいたことを復習していると、1人の時間も塾の時間ですし、まるでずっと塾の世界を駆け回っているような気分です。
なんだろう、とても楽しい。
少しでも多くのことを吸収したい、こんなお勉強ができるのは、とても幸せだなと思いました。
灯香
絵の書かれた時代背景を含めた解説を聞いて、とても怖くなりました。
そんなことしていいの?ありえない。受け入れられなくて、ちょっと感覚がおかしくなりそうです。
よくそんな中で生きていけるな、そんなことができるなと、なんともいえない気持ちになります。
う~んと考えこんでしまいますが、かといって問いはなんなのかといえば特になく、ただひどい現実を現実として認められずにモヤモヤしているだけなのです。
でも、こわい現実をしっかり認めたなら、よし楽しい現実を生きるぞ。と力になるような気もする・・・けれど正直今のところ、まだモヤモヤしているだけなのです。
黒岩 寛史
塾の復習をしているうちに、もっと美術について知りたいと思い、書店で「世界のビジネスエリートが身につける教養 西洋美術史」を購入して読み始めました。