大人の恋愛塾(110)
「総合力を身につける7つの方法」
4月29日(日)
黒岩 寛史
同情と共感について考えたのが、はじめてでした。
人間はリスペクトの関係でつながるのが、最も大事だと学ぶことが出来ました。
久しぶりの恋愛塾、学びが沢山ありました。
灯香
以前は、注文を早く決めるようにしていましたが、最近やめていました。
なんとなく、女性だからと甘えてしまっていたかなと気が付きました。
自分が待たせているときは、迷惑をかけていることに気が付きません。
でも待たされる側になると、自分でも忍耐力のなさには呆れるほどです。
レストランでの注文に限らず、お化粧室や出かける準備など、男性をよく待たせてしまう状況では、気を付けようと思いました。
灯香
「生理的に好き」に「リスペクト」が加わると最強だと思います。
今までこの「生理的」という部分は、本能のようなもので、どうしようもないものだと思っていました。
でも考えてみれば、そのほとんどは、表情・仕草・声の出し方・言葉・服装・姿勢・態度・経験からくる自信、そのような集合体で判断されており、それはいつも塾で教えていただいていることだと気が付きました。
何もフェロモンとか目に見えないものに振り回されているわけではなく、ありのままの私ですばらしく波長が合う王子様がどこかにいるわけでもない。
恋愛はある意味とてもクールな世界だと思う。
ということは、私自身、今の自分にしがみつきさえしなければ、まだまだいくらでも改造可能だなと思いました。
飯岡 啓朗
「よかったことだけを見る」
塾生の鈴木光さんの彼女の話が面白かった。
普通は,いけなかったことを反省して,次に活かすものである。
しかし,中谷先生は,塾生の私たちに良かった点だけを挙げさせていた。
私も人にものを教える仕事をしているので,ここに中谷先生の指導力の高さを感じた。
というのは,以前,私の予備校で交通事故で父親を失った生徒がいて,その生徒自身も交通死後で入院した。
それも父親が亡くなった現場と同じ場所で事故にあったのである。
それを聞いた私は,「運命も遺伝するのか。嫌な因縁だな」と思ってしまったのである。
その事故のことを,同僚の人気講師のA先生に話したら「お父さんが守てくれたんだね、無事でよかった」と言っていた。
そうである。本来は「よかったね。」と思うのが指導者として当然である。
その時は,自分の考え方の貧しさを反省したものである。
飯岡 啓朗
中谷先生のセクハラの話が面白かった。
人と人は,何でつながっているかが大切である。
中谷先生は,「効率・利害・損得でつながっている状態はアウト」と言っていた。
リスペクトや学びでつながっている状態が健全であるという。
私が働いている予備校では,受験が終わる3月になると生徒からの合格の連絡が続々と舞い込む。
予備校としては,うれしい悲鳴である。
その一方で,連絡のない生徒もいる。きっと志望校に合格できなかったのだろう。
3月末になっても連絡がないと,予備校から生徒宅に電話をかける。
まれに,全くつながらない生徒もいるという。さらには,やたらとクレームを言う親もいるという。
しかし,これは高い授業料を払って通わせているご両親にとっては無理からぬことかもしれない。
予備校としては,生徒を合格させることができなかったことは痛恨の極みである。
予備校と生徒が単に「お金を払う代わりに合格」という損得でつながってしまっていたのである。
もちろん,「先生,東大と早稲田はダメだったけど,上智大に受かったのでそこで頑張ります」「ダメだったので,もう1年頑張ります」と言ってくる生徒もいる。
これが教える人間と教わる人間の健全な関係であると思う。
塾生の鈴木光さんが人気者なのは,良かれ悪かれきちんと中谷先生に報告するからだと思う。
それは中谷先生と鈴木光さんが損得ではなく,リスペクトでつながっている証拠である。
予備校も中谷塾のような,講師と生徒の健全な関係を目指さなくてはなるまい。
いづみ
「共感力」の話を聴講し、「プライバシーに踏み込まないのはマナーと言う人は共感力がありません。」と先生が話した瞬間、私の脳内はフル回転しました。
「その言葉…そのまんま私の人生哲学。プライバシーは聞かぬが思いやりとも思っている。人って話たい事は話すものだから、その気持ちを尊重するのは思いやり。もしも、私に話したいと思う事があるなら、どんなことでも聞きます。聞くではなく聴きます。」というのが私の対人スタンスの基本でした。
補足:耳で「聞く」のではなく、耳+目と心で「聴く」。 漢字の構成に注目。
中谷レターで「自分のための話をという生徒さんは早く予約を入れているので、この人にはこんな話をしようと決めています」という事も書いてあったので、約1か月前に予約を入れた私は「この共感力の話をしたい生徒さんの中に 絶対私の名前も入っているだろう」と思いました。
対人関係においての共感力なら思慮深く接しようと思えば高めていけそうです。
しかし、恋愛で共感力と言われると…結局、自分と似たような共感力の薄い唯我独尊タイプの人と関わるのが楽なのではなかろうか…思いました。(いわゆる共感力を高める気力を失った状態)
恋愛塾終了後の休憩時間に「ちょっと手遅れかも」とも思っていましたが、この意識…次の映画塾で見事に吹っ飛びました。
来月も参加します。
ありがとうございました。