動の美しいものの隣には、静の美しいものがある。
(国宝《如庵》)
2018年10月07日(日)
親愛なる君に
《犬山城》から下りてくると、
「有楽苑」という矢印が出ていました。
なんと、犬山城には、
織田信長の13歳下の弟で千利休の弟子の織田有楽斎の茶室、
国宝《如庵(じょあん)》がありました。
茶室の写真集では、利休の国宝《待庵(たいあん)》と並んで
必ず巻頭を飾っています。
動の《犬山城》と、静の《如庵》が並んでいるのも、
趣きがあります。
美しいものの横には、
美しいものが、必ずあります。
《待庵》には、大山崎山荘美術館で会い、
森美術館の「日本の建築展」でも復元に出会いました。
となると、国宝三茶室のあと1つ、小堀遠州の《蜜庵》(非公開)にも、
いずれ西田カエレナイ敏行さんが、連れて行ってくれそうです。
彰宏より
P.S.
《蜜庵》は次の機会にして、
「ここまで来たんなら」と、また次のところに呼ばれました。