大人の遠足塾(60)
「通は観光客と違うところに行く。/裏上野アートコース編」
5月19日(日)
KIYOMI
木々の緑の中、アートの鼓動が聞こえていました。
1200年前の先人の作品を間近にし、仏様の魂がせまってきました。
日常のくよくよが小さく感じ、これしき妥協しないでいこうと励まされました。
空襲もあったかと思いますが、木々の生命力とアーチストたちのエネルギーが、見事に現代を作り上げた気がした遠足でした。
ありがとうございました。
灯香
レストランに集合、そしてお食事がとても楽しかったです。
静かで、居心地がよくて、先生のお喋りがとても面白くて、笑いながらいただいたビーフシチューは、スペシャルな記憶として、胸に刻まれました。
窓の外には眩しい新緑が広がりながらも、書棚に置かれたテーブルランプの温かな光が灯る、昼下がりのレストラン内は、とても穏やかで、いるだけで気持ちがじんわりと満たされていきました。
そんな雰囲気の中、笑いながらお食事だなんて、なんて幸せなんだろう。と思いました。
食べるという記憶は、強烈に私の記憶に残りますし、私を幸せにしてくれます。
ですから、誰かと一緒に食事をする時間は、できる限り大切にしたいと思います。
服装、精神状態、体調、全てを含め、心を込めて、食事に臨む。それを心掛けようと思いました。
灯香
帰り道、歩いている途中で先生が買ってくださった、公園の屋台の大福も、とても美味しい記憶です。
公園の賑わい、青空、歩く先生の後ろ姿、その時の情景が、大福に凝縮されて、味覚として私に伝わってきたようです。
私は、その瞬間の、全てを味わって飲み込んだのだと思う。
本当に、楽しかったです。
灯香
チェンバロの演奏が始まる前に、コンサートホールの外のベンチに座ってお話ししたのが、楽しかったです。
法隆寺宝物館でも、入り口の椅子に座ったりして、目的としているものにたどり着く手前の空間、そして時間を、一緒に楽しめるのは、とても素敵だな。と思いました。
そんなデートがしたいな。と思いました。
灯香
タイトルを読んだだけで、気になってしまう絵本だらけでした。
読みたい絵本が、たくさんありました。
国際子ども図書館で、夢中で絵本を読んだら、新しい世界が広がるかも。と楽しみです。
彰子
上野界隈の新たな一面を知りました。
東京都美術館でのランチから幸せを味わい、
東京国立博物館の庭園散策では、
木々の優しい香りにうっとりでした。
国際こども図書館にいた子供達は、
あまり騒いではいませんでした。
奏楽堂での日曜コンサートでは
珍しいチェンバロのコンサート。
東京藝大を肌で感じました。
五感が研ぎ澄まされそうな上野の1日でした。
エミ
行き慣れた美術館の入ったことのない素敵なレストランでランチ。一気に胸が高鳴りました。
東博の展示物を見ずに、いきなりお庭にむかうのは初体験です。「お花の匂いするね」と散歩するのが気持ちよかったです。
他にも複数の建物訪問は、ドキドキしながらで何とも言えない味わいでした。
異空間体験すぎて、頭が混乱しております。