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中谷彰宏公式サイト - AKIHIRO NAKATANI -

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大人の遠足塾(61)
「江戸・昭和は、かっこいい。/谷根千(谷中・根津・千駄木)編」

6月2日(日)

灯香

朝倉彫塑館の、壁一面の本棚に並んだ本が、一番印象的でした。
これだけの芸術に関する本や文学を読まなくては、作品は作れないのかと驚きました。
考えていたら、昨日教えていただいた路線図の言葉を思い出し、そうか、自分の理念、表見したいことを持つためには、本を読み、大量に勉強し、そして考えて外に出す作業が必要なのだな。と思い、それなら、教養の勉強は、なんだ、自分を作ることだったんだと初めて気が付きました。

エミ

朝倉彫塑館は、見たことない雰囲気の黒い外観で圧倒されました。
5メートル近い小村壽太郎の座像がある広いアトリエに驚きました。
奥に進むと外観からは想像できない和の空間でした。季節が変わった時にまた訪れたい場所です。
間に谷中商店街のコロッケタイムをはさみ、弥生美術館。
東大沿いを歩いて向かうこと自体が勇気いります。
異次元の世界に迷い込みドキドキしましたが、最後にみんなで食べたトロトロアベカワ餅と共に体に染み渡りました。

真治

【一流の彫塑家は、一流の建築家であった】
朝倉文夫の自宅兼アトリエに行きました。
アトリエに居ると、自宅であることを忘れ、
自宅に居ると、アトリエであることを忘れる建物でした。
書斎を見て、圧倒的な勉強量によって、設計された建物であることが分かりました。
書斎の書物の多さに驚いただけで、「書棚を建物の壁のようにする」というこだわりには、気づけませんでした。

灯香

朝倉彫塑館の建物の中で、印象に残っているお部屋は、寝室と屋上庭園です。
あのお部屋で、1晩寝てみたい。そして朝起きたら屋上に上がり、薔薇にお水をあげたい。
寝室の窓、そのすぐ下には中庭の池、鯉の気配、木々のざわめき、屋上では花々が蕾を膨らませては咲いて枯れていく。
水、緑、花々、風、そのような自然を感じたり、観察する日々は、作品を作るために必要なのだろうと思いました。
朝倉彫塑館では、お庭の池や鯉や緑や花々が、置かれている彫刻や人の生活と一体になっていると感じ、私も、お部屋にある植物に、もっと意識を向けて、観察するというようりは、仲間として暮らし、心通わせて暮らそうと思いました。
私のお部屋にもっと観葉植物を増やしたい、そして、鯉は無理でも、金魚なら飼えるかも。
そうしたら、私の生活は、もっと豊かになると思い、楽しくなってきました。

灯香

彫塑館の像では、猫が気になっています。
猫物は、見ていて飽きません。
何か裏があるような、掴みきれない気配が魅力的です。
しかも単純に可愛くもある。
そのような気配を感じる作品は、すごいなと思いました。
作品の気配って、いったいなんなんだろうと、ひたすら不思議です。

灯香

コロッケ食べようか悩む商店街、甘味処のTVはゴルフを映し、そして「灯香ちゃんには、きな粉をあげる」という先生の言葉に思わず笑い、なんだかそれは、地元での日常の日曜日の空間・時間のようでした。
思い出すと、とてもリラックスします。
懐かしい日常を思い出させてくれる体験は、後からじわじわと、心の中で存在感を増してくるな。と思いました。

灯香

制服展では、1番始めに展示されていた、大正時代の制服が好きでした。
白い襟に、ハートのピンがついていたからです。
トータルで可愛いよりも、全体的にはそうでもないけれど、1か所すごく好きなところがあるほうが、強いんだな。と思いました。
全体はシンプルに、そこに1か所だけ自分の大好きなものをプラスしたなら、毎日のテンションも上がりそうです。
今でも、あの白い襟のハートのピンが、気になって仕方がありません。

灯香

先生がポストカードを買ってくださったのが、楽しかったです。
1番最初に目があったポストカードを、そのまま選びました。
「薔薇のアルルカン」
私の好きな花は薔薇ですし、先生には塾でいつもからかわれて私も笑っているので、なんてぴったりのポストカードなんだろうと嬉しくなり、早速お部屋に飾りました。
やっぱり、1番最初に気になったものの威力はすごいな。と思いました。
いつも、すでに自分の中では答えは出ているはずなのに、あれこれ考えることが、逆に全てをわからなくして、自分に必要なものから自分を遠ざけてしまっているのだろうと思いました。

灯香

カレーライスが美味しすぎます。
びっくりです。
カレーだけ食べにでも、また行きたいと思いました。
座って、すぐに出てきたのも嬉しかったです。
三渓園でもそうでしたが、座ったらすぐにお料理が出てくるなんて、なんてすごいことなんだろうと思いました。
それは究極の存在承認で、毎日それをしてくれていた母はすごいな。と思いました。

灯香

タクシーに乗ろう、やっぱり電車。
デザート食べる?じゃあ外へ。
先生の、予測不可能な動きが、とても楽しかったです。
楽しいというより、嬉しい。
楽しくは、計画通りでもなれる。
嬉しくなるのは、自由を感じるからだろうと思いました。
先生は、自分のしたいようにしながら、相手のしたいようにもしてくれている。
私も誰かと過ごすとき、そうしたい。
自分と相手と、両方を感じて、バランスを常に調整していくことが必要かなと思いました。
自由に振る舞うことは、とても繊細なことなのだなと気が付きました。

彰子

集合場所の朝倉彫塑館について
予備知識は靴下情報と屋上庭園だけでした。
チョウソの読み方をエミちゃんに聞くところから
始まりました。

こだわりのある奥深い美術館で、
屋上からスカイツリーも見えることに感激でした。
古い時代の建物なのに、
今の東京が見渡せました。
何かに秀でた人は、
時代を先読みしているのかもしれないと
思いました。
大きな美術館も好きですが、
こじんまりした美術館も
もっと見たくなりました。

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