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中谷彰宏公式サイト - AKIHIRO NAKATANI -

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中谷彰宏からの今日のメッセージ

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こんな所、入っていいのかなという所に入るのが、遠足塾の醍醐味。
【大人の遠足塾】裏上野アートコース/前編)

2019年05月25日(土)

親愛なる君に

中谷塾 東京校ワークショップ大人の遠足塾】の5月は、
裏上野巡りでした。
「上野は分かってるつもりでしたが、甘かったです」
と、彰子ちゃんが言いました。
まさに、それが【大人の遠足塾】の狙いです。

今回は、まず【トビカン(東京都美術館)】のレストラン サロンで食事から。
日曜日のお昼時で、どのお店も大行列の中、
こんな静かな空間があることを
ビーフシチューと一緒に味わいました。
東京国立博物館】は、みんな知ってるけど、
抜け道から、本館裏の日本庭園&茶室へは入ったことがない人が多い。
さっきまでの喧騒(けんそう)からタイムスリップしたような森の中に。
もとは三渓園にあった春草廬(しゅんそうろ)、
小堀遠州の転合庵(てんごうあん)、
円山応挙が眼病治療した応挙館(おうきょかん)、
京都御所の九条館(くじょうかん)。
大和三茶室の六窓庵(ろくそうあん)では、
「カラスが先生をすごく見てる」と沙織ちゃん。
軒のカラスと、しばし見つめ合い、語り合いました。
庭園は、春と秋の2回だけ公開。
なんとこの日は、春の最終日という幸運。

土日にしか開門していない黒門を見て、法隆寺宝物館へ。
1200年前の宝物を、収蔵しながら、展示する。
奈良国立博物館で見ようと思ったら、
何時間待ちになるところを、スイスイ。
仏像の林の中に入って、仏像に見られる体験。
仏像を見るのではなく、仏像に見られるのです。
谷口吉生が、位置のマークをつけた椅子に座って、
中から外を見ると、
設計者が見せたかった風景が見えてくる。

彰宏より

P.S.
まだまだ、裏上野は続きます。明日の【中谷彰宏レター】で。

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