パーティー・ダンス塾(1)
「踊れなくても踊れる7つの方法」
8月20日(火)
朋子
ダンスの感想を書こうと思っていました。
ですが時間を経ることに、もっと重要なことを学んだと、気づきました。
今のクラスから上に行くには、上のルールを知らなければいけません。
知って、その上で行動できなければ、いつまでも現状のままです。
やる気や、小手先のノウハウで上に行けるほど、甘くないと身に沁みています。
「たかがダンス」
「踊れないと断ればいい」
これでは失格でした。
上のクラスとは、即ち「見られる側」です。
「見られる価値のある人」の仲間入りを、しなければいけません。
ルールを知らないまま、恥を重ね続けなくて、本当によかった。
「恥ずかしいことをしていた」と知ることが、ランクアップのスタートでした。
朋子
「ダンスを習っているから、ワークショップはいらない」では、ステージは上がりません。
ダンスだけが上手くなっても、社交の場では「お上手ね」で終わります。
「素敵なお洋服ね」
「素敵な髪型ね」
コンテンツにしか、興味を持ってもらえません。
長く続く人脈は、コンテンツを介しては作られていません。
「あの人は、何者なのだろう」と、人物に興味を持ってもらうためには、自分が尊敬する人に、すべてを学ぶのが最良です。
大人のお稽古事は、テクニックを習うのではなく、人としてのあり方を学ぶ場所だと気づきました。
朋子
恐ろしいのは「ルールを習った形跡」は、必ず見えます。
下手でも、うろ覚えでも、「この人は、一度は勉強したのだな」と分かります。
エスコートも、椅子の座り方も、お辞儀の仕方も、すべてです。
上のクラスに憧れながら、「何も勉強しなかった」という人が、一番恥ずかしいのです。
私も、恥ずかしい人から脱却します。
朋子
玉の輿も、大抜擢も、運ではなくて、「ここまでは、しなくていいよね」の先にありますね。
「別に、そこまでしなくても」という甘えが、自分の限界を決めています。
パーティー・ダンスの知識がなくても、困ることはないでしょう。
ですが、1つ1つ「そこまではしなくていいけれど、やっておこう」とプラスアルファを積み重ねた先に、今の自分には想像もできない幸運があると思います。