マナーとメンタルは、格上に挑むことで、身につく。
(1月大阪校テーブル・リッツ・カールトン京都)
2020年01月16日(木)
親愛なる君に
1月のナカタニズ・テーブル大阪は、
新春特別企画 5つ星 リッツカールトン京都で、
アフタヌーン・ティーでした。
早く来た内田くんがロビーを探している。
ここで一つ学習。
ラグジュアリーホテルには、ロビーはない。
待ち合わせの人と出会うには、
そのホテルで一番美しい場所に行けばいい。
僕は、お庭を眺めていました。
鴨川と逆に流れる川に、すでに異空間に運ばれる。
枯山水に水を張る伝統×モダン。
「曇り空が、似合いますね」
と、智春ちゃんが、ナイスコメントをする。
高層にしないかわりに、地下庭園がどこまでも、伸びる。
館内を、ぐるりと廻ると、階段の上に、月が出ている。
名和晃平さんの瑠璃の琵琶が出迎える。
コンラッド大阪の「風雷」は、ここで伏線としてつながる。
常務も、館内を見回っていた。
さて、アフタヌーン・ティーが始まる。
アシスタント・マネージャーの佐衣子さんが、
お料理を次々と説明してくれる。
明らかに、塾生は、ネイティブスピードと小声についていけていない。
大声で話す人は、一人もいない。
観光客も、いない。
在住の外国人のパパ・ママ・女の子が、全員和服で来ている。
パパの趣味は、たぶん古文書を読むことだろう。
塾生が聞き漏らしているメニュー名を、小声で説明する。
各自それなりに、予習してきている。
ところが、アフタヌーンティーのスタイルは、場所によって違う。
「下から順にとる」とおぼえてきた人は、他の人の分もとってしまう。
各自のお皿が、段で分かれているスタイルだった。
2種類のスコーンが一つずつなのに、
同じスコーンをとってしまって、「あらっ」ということになる。
横に切るスコーンを、縦に切って、粉砕している。
ティーカップの持ち方を、直してあげる。
各自、へとへとになりながら、気づいた。
アフタヌーン・ティーは、スイーツではなく、コース料理である。
そして、食べ放題ではなく、社交であると。
彰宏より
P.S.
各自の奮闘ぶりを見ると、やってよかったと、安堵しました。
この後は、遠足塾で、福田美術館。
明日のレターで。
P.S.2
2月は、またしても5つ星 フォーシーズンズホテル京都。
2月の東京は、5つ星 アマン東京。
格上と戦って、鍛えよう。
◆2月23日(日/祝)11時30分~13時30分
【大阪校ワークショップ ナカタニズ・テーブル大阪】(4)
「名庭・積翠園を眺めながら、5つ星ホテルでランチ。
/フォーシーズンズホテル京都」
◆2月2日(日)11時30分~13時30分
【東京校ワークショップ ナカタニズ・テーブル東京】(6)
「都会の中で、リゾートを味わう。/アマン東京」