親愛なる君に

１月東京校遠足塾は、ジ・オークラ東京の中の探検から、スタート。
天井にも、床にも、障子にも、シャンデリアにも、エレベーターのドアにも、
吉祥紋が、隠れている。
さりげなさが、おしゃれ。

前回のラ・スイートの檜山和司さんに続いて、
またしても「ホテル王」シューシャインの源さんに、会いに行きました。
平日はお休みのところを、わざわざお願いして、来ていただきました。
僕の靴を磨いてもらうところを見ながら、源さんから
靴のメンテをレクチャーしてもらいました。
一同、源さんの職人オーラに圧倒されて、
質問が、ぎくしゃくしていました。
格上に、手も足も出ないサッカーのようでした。
それでも、格上に立ち向かわないといけないのです。

その後、向かいの大倉集古館に。
新春は、寿ぎ展。
祝儀にまつわる能面・能衣裳・国宝＜普賢菩薩騎象像＞などを拝見。
天才・香一くんが、「能をやりたい」とつぶやく。
家に飾るなら、どちらの能面かで、みんなの意見が分かれるのが面白い。

さらに、近くの＜菊池寛実記念　智美術館＞へ。
入り口がひっそりしているので、「これは、一人では入れないですね」と
みんなしっぽが下がっている。
そういうところに行くのが、遠足塾の醍醐味。
３年前に来たことがあるというエミちゃんも、
一人で来た時は、「階段や篠田桃紅の作品を見逃していました」と
笑っている。
現代陶芸作品に「これは、コメントが、難しいですね」と
常務が、首をかしげている。
大丈夫です。
これが、見る目の筋トレをするのが遠足塾です。

彰宏より

P.S.
オークラのペストリーブティックで、アンパンを買おうと戻ったら、
残念、売り切れ。また来よう。
お土産王・タイチョウと真ちゃんが、何か買っていた。
２月の遠足は、ミイラ展。

◆２月２日(日)14時15分～16時15分
【東京校ワークショップ・大人の遠足塾】(70)
「美と信仰は、ここから始まった。/ロマンチック・ミイラ展」

◆２月23日(日/祝)13時30分～15時30分
【大阪校ワークショップ・大人の遠足塾】(19)
「等伯・宗達・血天井を、現場で味わう。/智積院・養源院」