どんな世界にも命を懸けている職人がいると知る人は、
他業界を軽蔑しない。
2020年05月22日(金)
親愛なる君に
「視点が高くなるには、どうしたらいいですか」
と、聞かれました。
視点を高くするには、2つのことを知ることです。
【1】世の中には、ありとあらゆる仕事があること。
【2】すべての仕事に、命を懸けて取り組んでいる職人がいること。
それがわかると、職業によって、
軽蔑する事がなくなります。
軽蔑は、言葉の端々に、出てしまいます。
僕は、商店街で育ち、少し離れると、農家でした。
高校まで、公立高校でした。
これは、いろんな人がいることを知るありがたい環境でした。
広告代理店は、いろんなクライアントさんの業界を知ることができました。
CMを作るスタッフの細分化された専門職を知ることができました。
広告自体が、知らない人からは、一段低く見られる業界です。
これも、ありがたい環境でした。
「しょせん、広告屋ですから」という言葉の裏には、
「広告をなめんなよ」という自負心が込められています。
彰宏より
P.S.
自分の仕事に真剣に打ち込んでいれば、
知らない仕事にも、職人の存在を感じ、
その業界をリスペクトすることができます。