以前、戦国武将の鎧がいくつか並んでいるのを観たことがあり写真を撮っておいた。本日頂いた「鎧」の路線図をもとに、その写真を見返してみた。戦い方の進化が、鎧を変化させたということが一目瞭然だった。「鎧」の各部分の名称を知ることで、どれも同じように見えていた鎧が、「草摺」の枚数や「具足」に着目できるようになり、違いがわかるようになってきた。実物の「鎧」を見てみたくなった。

　時代の流れを把握するために、年号と天皇を確認し、代表的な事件やエピソードを知る。「寛政の改革」で先生がとりあげられたエピソードが「混浴の禁止」。江戸時代のおおらかさと、改革の厳しさが瞬間的に感じ取れる。

先生の室生犀星の朗読は、音楽でした。
すっと始まり、言葉のリズムに、余白の余韻に、
授業でこんな贅まで味わえせてもらってよいのかと
感じ入りながらも、「朗読」と聞くと、胸が高鳴ります。