美意識塾(28)
「『見たことがある』を抜け出す7つの方法」
11月21日(土)
佳葉
狩野派8枚の路線図に、身が引き締まりました。
寺崎貴宏
僕の中で混沌としていたものを、頭の中の整理棚に納めてもらえたような授業でした。
狩野派の人物は、どのような生き方をしたかを全く知りませんでした。
今回のお話を聞くことによって、今後の美術鑑賞をより味わえると思いました。
大畑朋子
雑誌で狩野永徳の特集を読み、狩野派を知った気になっていました。
ところが、先生の授業でもっと奥があることを知りました。
美術の知識は穴だらけであると気づいたので、もっと勉強します。
佳葉
狩野派路線図を持って、桃山展に行きました。
元信-永徳-探幽が、山楽-山雪が、なぜ横並びで展示してあるのか、路線図がなかったら、素通りでした。
路線図と作品が重なるたびに、興奮しました。
探幽の優しいタッチのやまと絵絵巻物があり、こんな一面もあるんだと楽しくなりました。
佳葉
桃山展の後、籔内先生の退任記念展に行きました。
仏像に触れている人間にしか生み出せない目力に、
射抜かれました。
学生たちの仏像制作の映像が、「東京藝大仏さま研究室」
の内容と重なって、ずっと見入ってしまいました。
佳葉
こんなにすごい狩野派路線図をいただけることも、
籔内先生も、セミナーがなかったら出会えないままでした。回を重ねるたびに、セミナーのレベルの高さを実感します。
もっと勉強したくなります。