行くと、１コマ目の出席でなかったことを、口々に指摘され、応援団ちゃうっちゅーねん。
青銅器は2回目で、カラーコピーが美しくなっていた。普通は逆である。常に、よりよく少しづつ工夫されていることに感動した。そして2回目狩野派。全然覚えてなくて逆にショック。しかも、昨日こんにちわ雪舟も、角度を変え、師匠から来られるとお手上げで、先生の、やったやんしかも昨日、的な、切ない悲しげな視線が、胸に痛かった。
復習も見てるだけでは、私は全く入らないから、やり方かえないとと反省しきりだった。

教育制度って面白い。いい悪いではなく、反対に振れる。逆でバランスを取ろうとする。世襲のための養子。京狩野と江戸狩野。高野山と比叡山。その後派出した人の違い。先生のお話は、いろんなところに飛び火して面白い。時代背景も、人物の人生も、いろんな要素があるにはあるが、必ず反対になって、また揺り戻しが起こる。それを後世から通しで見ている視点からなら、影響されない。俯瞰して見ると、どっちでもえーんやな、という境地に辿り着く。
何かしらの過程にいるなら、楽しいという気持ちは、大切にしようと思う。

先生が魂をすり減らして作って下さった路線図を復習することが、人間しての誠実さです。
覚えても、覚えられなくてもいい。
先生と自分です。