大阪校・教養塾(53)
「身近なものの歴史を知る7つの方法」
5月22日(土)
田村信之
【日用品から、ご縁を繋ぐ。】
老舗と関わろうとしていなかった。少しずつ日常世界を広げていく。
榊田未央
【生き方を、美しくする】
「美しく書こう」は、矢印が自分向き、矢印が自分に向いてる間は聞こえない。
美しい字はさがすものではなく、書こうとするのでもなく、今目の前にあるものに真摯に向き合うことから生み出されるものでした。
美しいは「もの」ではなく、「生き方」。
探すのをやめて、日常に真摯に向き合います。
本村真里那
先生の立ち上がってボードの横に立つまでの、スピードがまた早くなっていることに気付いた。
立つときのイスの耳に残らなかった。
私は立ち上がる時に、相手に立ち上がったことを感じさせてしまっている。一瞬も集中力を奪わない動きがとてもカッコよく感じた。
榊田未央
【教え方を、学ぶ】
「日常を真摯に向き合う」を具体的に書こうとして、漢字や社名・ロゴマークをほったらかしにしない、塾で学んでいることそのものだと気づきました。具体的にしないと自分が成長できないだけでなく、教えることができない。精神論では、伝わらないことを学びました。勉強の仕方だけでなく、教え方を同時に学んでいきます。
しまぴょん
【続けるということ】
真理那さんに『等伯』安部龍太郎著、をお借りした。山水図襖や松林図屏風、知恩院での先生の解説など、実際に見たものや狩野派路線図などがトリガーとなり、没入空間が更に拡がって夢中で読んだ。
日本庭園の講座を見つけた。ついていけるかなと思ったけど、まさかの石灯籠が、がんがん出てきて路線図のお蔭で解りやすかった。どこで何と繋がるかわからない。
篩月で、和室への入りの所作を、身体が完全に忘れていて真剣ヤバいと思った。茶道から離れてしまい、捻挫を理由に再開もしなかった。自分の移動や先生のご病気で3人の先生に習ったあと、もう15年もたっていた。時間的に丁度いい教室を見つけ、最初から習い直そうと通いだした。先生が若い男性で驚いたし、自らお茶花を育てていらした。お稽古の後、活けてあるお茶花を頂いて帰った。返りの地下鉄のホームで、男性が追いかけてきて「落としましたよ」と、笑顔で差し出してくれたのは、百合水仙だった。花言葉は『持続』『未来への憧れ』。またドラマが始まった。