奇跡の延長コースでした。
HOTEL NEW GRANDで，ロビーにいる多くの人が，中谷先生の歩く姿に見惚れていた。その視線を感じながら，有難い場にいることに感謝。Rainbow Ball Roomでは，鮮やかな虹が見えた。
横浜人形の家での球体人形は、人形大好きという先生の解説を伺いながらだと、一層興味が増す。大群と呼ぶにふさわしいこけし達に出会えたのも奇跡。先日セミナーで教わったばかりだ。ミニチュア展では、懐かしいピエールカルダンのコップセットで話が弾み、私は一瞬「いしごん」に戻る。
少しの時間でも，カフェでのひと休みを確保できる奇跡のタイムスケジュールは有難い。シアトルの豆で作ったアイスカフェモカを頂いて，氷川丸が航行したというシアトルの話を伺う。
桟橋近くのバラ園と噴水を愛でていたら、優しい風。海の香りと共に、涼を運んできた。HOTEL NEW GRANDのカフェの赤い飾り窓を見て、夕暮れに語り合う妄想に、耽る。「海、いいね、やっぱり。」「ね。」
山下公園から船に乗り，桟橋に手を振る。振り方が先生と違うことに気づいて即，直す。Rainbow Bridgeを海から見るのは初めてで，大桟橋を海から見るのも初めて。
Diamond Princess, Celebrity Millenniumなどの大型客船が次々発着し，始発で大桟橋に通っていた日々を想う。
船に揺られて水面にきらめく夕陽を見ながら，すべてのご縁に感謝。

予定変更が、嬉しいです。ホテルニューグランドで、先生とスタッフ田中大晶さんの、初対面からの阿吽の会話、そのまま館内案内に。一部終始の時間の短さに驚きました。ビッグバンドのステージがあるレインボーボールルームの見学は、披露宴が終わってなければ叶わないことでした。先生のタイムキーピングマジックで叶いました。帰りのシーバスも、埠頭が見える方向に席を用意してくださり、海風に吹かれながら、カハラホテルを外から見た時には、ジンときました。何もかもが違う先生は、時間も空気も、何もかもを変えてしまう。

神回です。予定通りに行ったら、決して味わうことのできないスリルとサスペンス。まさか、ホテルニューグランドのレインボーボールルームに入れるとは。まさか、爽やかな風を受けて、観覧車やカハラホテルを眺めながらシーバスに乗れるとは。参加した塾生の誰も予想だにしなかったであろう。予定以上の一日で、中谷先生にはいつも申し訳ないぐらい濃密な一日でした。自分も予定通りのことができないとき、相手に満足してもらえるよう、スマートにプランを組み立てていけるようにします。

奇跡の連続を超えて、奇跡そのものだった。
想定外の予定変更から、神回の扉は開く。
氷川丸の見学が出来なくなっても、中谷先生は慌てない。それ以上のアイデアを出してくれて、さらに素晴らしい事になる。

ホテルニューグランドで、田中様に館内案内をして貰う。アポ無しで、館内案内を実現する中谷先生と、受け入れてくれた田中様が只者では無い。

レインボーホールで、フェニックスと漆喰で描いた芸術に感嘆する。めでたい事に結婚式があり、新郎新婦も遠くから眺める。幸せの気が溢れていて、吉兆です。見れた人は、実はラッキーなのです。結婚式は、参加した時、見た人にもご利益が有ります。

人形の家では、こけしと遭遇。最近、路線図で勉強したばかりです。先生の先見性にビックリ。アメリカのドールハウスには、精巧なワンちゃんも発見。製作者さんも、犬好きに間違いない。ソフビのパンも美味しそう。

そして、山下公園へ。
山下公園で、ご対面。外から眺める。バラ園の美しさと、噴水、木陰に涼しさを感じる。

そして、山下公園から横浜駅までシーバスでのクルージング。しかも中谷先生の解説付き。座った場所も、最高だった。氷川丸の側面、船首、船尾を観れた。みなとみらいを代表する景色を今度は海から観察。
カハラも見れました。レインボーブリッジも海上から見れました。
真昼の月にください太陽、海風を味わう贅沢な時間でした。虹でなく、2つのレインボーにも会いました。

歴史の薫りが立ち昇る中、思いの外大きかった横浜家具に驚いたり、川島繊維セルコンのタペストリーの重厚感に浸ったりしました。
先生が田中さんに、宿泊後すぐ購入されたプラズマテレビのエピソードをお話されていました。「ホテルと私」のエピソードが、物を見てすごかった話より、ずっとずっと楽しいと思いました。

ザ・カハラ・ホテルリゾート横浜のドラジェもレインボーカラーでした。ドラジェは、結婚式の引き出物にも使われる縁起物、幸運の種です。レインボーホール、レインボーブリッジも合わせて、3つのレインボーを観る事が出来ました。真昼の半月に、眩しい太陽、レインボーと美しいものばかりです。