ナカタニズ・テーブル東京(23)
「五つ星ホテルの体験を、自分の中にダウンロードする。/ザ・ペニンシュラ東京」
9月19日(日)
大畑朋子
今日のテーマは、「先生を観察する」でした。
スタッフさんがどう料理を配膳し、下げているかを見ていることに気づき、また視野が広がりました。
料理の感想で、桂子ちゃんと法ちゃんが「美味しかった」ではないコメントを伝えていて、これが気づき力だと思いました。
コメントのパターンを勉強します。
佳葉
結婚式に遭遇してからのスタートに、今日は幸せなことが起こると確信しました。ビッグイベントがある時のスタッフの方々の目会話も、見ることができました。航空機の内装を施したアビエーションルームで、飛行機のエンジンの実物を目にした時は、オーナー趣向の秘密部屋に入らせていただいた気持ちになりました。式が終わったばかりのチャペルも拝見しました。「飛行機の中にいるみたいだね」と仰る先生に、案内してくださった渡辺さんが「本当ですね。今まで気づきませんでした。」と返された会話に、相手がまだ気づいていないことを伝える会話とはこういうことだ、路線図が蘇りました。外のロールスロイスは、まるで走る飛行機でした。ロールスロイス、かっこいいですね、で終わらない会話に行き着くまでには、どれだけ他でした体験を、結びつけていけるかなのだと思いました。
竜吾
長年かなり敷居高く感じていたホテルに、今回も入ることができました。
私はテーブルで2回目の中国料理でしたが、室内の伝統的な設えなどの違いも教わり、また引き出しが増えました。
レンゲの持ち方の正解を人生で初めて知るなど、また今回も様々な学びがありました。
今まで食に関心が薄かったですが、前日のセミナーでの中国・フランス・イタリア料理の勉強もあり、食への興味が俄然わいてきて楽しいです。
竜吾
今回も有難いことに、客室と最上階のレストランを案内していただきました。
エレベーターのワクワクする音楽や、天井の鳥の巣をイメージした装飾など、様々なこだわりを松浦さんから教えていただきました。
「個人的には昼の景色がおすすめ」など、率直に話していただいて、立場が近い感じがして案内が楽しかったです。
ホテルの方ともっと仲良くなると、もっと楽しくなるだろうなと感じました。
桂子
I encountered newly-weds at the Lobby. It was an expectation of something good. Yes, honestly, I am still in a daydream of being in the Rolls-Royce.
ザ・ロビーで新婚カップルに遭遇したので,良いことが起こるだろうという予感がしました。的中です。実はまだ,ロールスロイスに乗っている空想から抜け出していません。
HONDA
ナカタニズ・テーブルの中で,自分の参加会としては初のアジア系ラグジュアリーホテル。さらに,自分の参加会では初の本格中華。この両方面の備えがまったく手薄だったことに改めて気付くも,時すでに遅く,エラー連発。五つ星はやはり手強い・・・しかし,それにもまして,楽しい。
法子
香港に旅をしてきたかのようなテーブル体験。趣ある入口、家具や美術品、音楽。日本を思い出させるものが何もない。空間の持つ力を感じた。点心師の渾身の蒸餃子。周りが金属の蒸籠。熱さを感じないという、それを運ぶ川野さんのプロ根性。鮑と林檎のパイ。パクチーのジェノベーゼのようなソースと白身魚。食材の組み合わせが新鮮。想像をはるかに超えた味を体験し、五感が刺激されたテーブルでした。