加賀野菜を頂けるのが嬉しい。
加賀野菜の物語を聞きながら頂けるのがもっと嬉しい。
金沢が、どんどん好きになりました。

2回目のパレスホテルも、知らなかったことへの出会いが、たくさんありました。
アフターヌーンティーの味わい方もどんどん深くなっている。
勉強しないと、置いてかれることを悟りました。

かつて，金沢は仕事で毎年のように行っていましたが，空港や駅と営業先との往復だけで，それで金沢を知った気になっていましたが，まあとんでもない話です（苦笑）。その程度では，長い時間をかけて降り積もった文化の深いところまでは見えないものですね。

和風のアフタヌーンティーの方が、知らないことは少ない、というのは大間違いでした。
福良雀と季節の話から始まり、一品一品に初耳のことがありました。
特に、サツマイモの話から出た外様大名の話も、自分では歴史に詳しいと思っていたのに、新たな見方を知って驚きでした。
帰宅してからメニューを振り返ってみると、食から文化を学ぶことがさらに楽しみになりました。

お茶を選んでいただけたことが、本当にありがたかったです。生菓子の時のお茶が、前の2杯のようなカップでなく、お茶碗でサーブされた時、先生のペアリングのすごさを感じました。和のアフタヌーンティーは、洋と比べて、香りや色が優しく、会話も、目の前の、ひとつひとつにまつわる話が聞けるのが楽しいです。館内アートツアーは、もっと聞きたかったです。置く場所によって、空間ががらりと変わることに、驚きました。

秋をたっぷり味わわせて頂きました。さつま芋のちょんまげ話、ころ柿の話、五郎島の話、ザジキの話、ルビーロマンの話など、食材に絡めた先生の話を伺うことで、一品一品がありがたく、美味しく感じます。また、吉はしさんの和菓子は直送、栗の和菓子は７時間かかるなどの話をお聞きすると、さらに職人さんへの敬意が生じます。お茶をどう選ぶかも実践で学びました。有り難く貴重なテーブルで、このような企画をしてくださった中谷先生に感謝です。

今日は日本茶制覇するよ。の言葉で
未知への世界へのワクワクが始まりました。
楽しい雰囲気で、みんなを巻き込む。
そんなリーダーになろうと思いました。