ナカタニズ・テーブル名古屋(16)
「ピッツァ食べ比べで、『ピザ』と『ピッツァ』の違いを学ぶ。/The Kitchen Salvatore Cuomo NAGOYA」
12月12日(日)
内田 秀典
山内君の積極的な姿勢に、リーダーの姿を見る事ができました。自分は、どう見られているかが気になって言葉を選んでいる事を思い知りました。
テーブルの中で、1番に挨拶し、1番に先生に質問をして、そのままステップの軽い山内君の1人舞台でした。
帰りの電車から、表情を明るくします。
内田 秀典
山内君が、明るく楽しんでました。
それを先生は、ニコニコして見ていました。
自分が先生だったら、もっと話していたと思います。
相手と話している時、
自分が自分が、になっていないか気を付けます。
内田 秀典
先生が、ピッツァを、パッパッと取り分けてくれました。
そのテンポの速さに、海賊の船長に見えました。
頼もしかったです。
明日の家族とのディナーで、テンポの速さを真似します。
南無陀
注文時、ウェイターさんの反応を見て先生は、すぐに作戦を変えられました。
状況に応じた対応を、すぐにしていきます。
南無陀
先生は、いつも全体を見ながら、各自の名前を呼ばれ気遣いをされていました。
南無陀
山内節炸裂。
全くついていけませんでした。
内容がすべてお料理のこと、スタッフさんを巻き込んで、驚きです。
そんな中で、私のことも気遣って頂き、有難いです。
山内
自分を追い込んだ日。実は今日のテーマは、リーダー、味わう、テンポを合わせる、姿勢、でした。多すぎるかな、と思ったけど、結果的には、ある程度出来たようで嬉しい。リーダーは、助けられる側から助ける側に行くこと。ただ、今の自分には、頑張っても一人しか助けられないと思った。だから、その一人を助けると、全体の雰囲気が良くなるような人にしようと思った。そうすると、ムードメーカーの谷さんを助けようと決めた。今の自分には、全体を目配りは出来ないけど、何か全員と関わりたいと思った。だから基本マナーの、オーダーを全員分覚えると決めた。結果、カルパッチョでスタッフを助けることができた。味わう、はできた。テンポは、少し遅いかなと思ったが、みなさんからは、お褒め頂けた。1.5回で切れれば、テンポは早くなる。ナイフとフォークは友達。ピッツァもお肉も友達。姿勢は指摘はなかったから、ひどくはないのだろう。課題は、ナイフとフォーク。おしぼり。収穫は山ほど。イタリア語のあいさつだけで、あんなにスタッフと仲良くなれるとは。明らかに、われわれのテーブルに来る回数が多かったから、気に入られたのだろう。挨拶は基本マナーで、挨拶でスタッフと仲良くなれると実感。イタリア語の挨拶の路線図は、その精神として、挨拶は基本で、それを徹底するだけで人間関係が築けるということを伝えたかったのだろう。路線図を使って初めて、その精神、作り込みの深さに気付き、驚く。隣のテーブルとの関係が、見取り稽古。一緒に祝い、拍手し、写真に写るつもりで、というのが、斬新。ホテルスタッフに間違えられたら、なりきって言葉使いも丁寧に、も斬新。確実に、一段登った。ハルピンさんが、席を変えてくれたのも、見取り稽古。谷さんだけでなく、テーブルでは初めての内田さんと話す機会をも作ってくれたと直感。10年選手の目配り。今の自分には、出来ないが、そういう気配りには気付いた。来年の夏は、内田さんのブドウを、母にプレゼント。香織さんが、コートを着せる練習を快諾してくれたのが、嬉しい。反省会は、お会計時のマナー、名刺、ネクタイリフォームなど学びが多く、豊かな時間。行ったことのないサラベスがいい、というオーダーを快諾してくれた谷さんハルピンさんに感謝。今日は、最後までハルピンさんを見送れましたよ!
山内
イタリアンは、スピード。素材を生かす火入れがポイントだからだろう。フレンチは混ぜ合わせ、とのこと。つまりはソースを味わうことなのだろう。海からの距離が近いイタリアンは素材が新鮮だから火入れにこだわり、遠いフレンチは新鮮さを補うためにソースにこだわり。なんとなく本質を掴んだ気がする。フォークで食べると、味わえることを実感。舌触りが、ダイレクト。収穫が山ほどのテーブル。
塩野入香織
見取り稽古を、と挑みましたが、スピード感に圧倒されました。先生のグラスを手にする動きは、ダンスのようでした。
山内さんの感想をお聞きして、自分は五感が使えていないと実感しました。上手く切れないのではなく、ナイフとフォークに触れている数が足りないのだと痛感しました。
皆さん、予習復習と呼びながら、日常を変えている、日頃を巻き込んで成長されているのだと改めて思いました。一段ずつ、の凄さを感じました。
月に一回のテーブルや塾が楽しみなだけでなく、今日が明日が、楽しみになりました。
山内
助けるリーダーになる、という美意識が生まれつつある。技術、日常を変え、やっと美意識の萌芽が見え始めた。イタリア人スタッフのまめまめしい働きぶりが、眩しい。お店にスペシャル感を与えている自負があるからだろう。ストリングスの瀬藤さんも、まめまめしい。まめまめしく、助ける。一段上がった。