東京校・美意識塾(43)
「『知ってる』と言うことでチャンスを逃さない7つの方法」
2月5日(土)
法子
バッハを雲の上の人のように感じていました。路線図で学ぶことで、バッハが身近に感じられました。バッハが膨大な量のバロック音楽の写譜をしたように、まず自分もなりたいものの「写し」から入ります。
高橋
ときおり先生と好みが合うことがあり、これは習い事が続く上で大切な要素かもしれません。
私も「雪の華」が大好きで、一度、生で聴きたいと思いコンサートに行ったことがあります。
さて、隊長のリズム取りを見て、小中学校と音楽の授業が辛かったことを思い出しました。
しかし女子達は、授業が無くても勝手に歌ったり踊ったりしていたような気がします。
恐らく、女性には生まれつき音楽的センスが備わっている方が多いのでしょうね。
水持
名古屋塾冒頭のできごと。イスと机を並び替える――数秒の塾生の動きを先生は見逃さない。
なぜ誰も危険を察知しなかったのか、どう声かけすべきだったのか、離れた場所にいる人は何をすべきかを、次々と話される。そこにあるのはリーダー論であり、逃げないという生き方論だった。
驚愕の体験だったが、一週間後、それを「路線図」という形で示していただいた!
「あれ?」「おっと!」「あぶない」と感じた、思った、気づいた時どうすべきか。
1見逃さない、2その場で指摘する、3問題を自覚させる、4改善点を確認する、5マニュアル化する
という教えだった。教育関係のみなさま、大事ですよね。
水持
「音楽の父」「トッカータとフーガ」……と知識をインプットしても教養にはならない。その作品を生み出したバッハの人生を知ると、どれだけの裾野の上に建った家なのかが見えてくる。これが勉強の仕方だ。