【この本は、３人のために書きました。】
　
（１）マナーを教えてくれる人がいないので、マナーをよくしたい人。
（２）能力を、マナーで逆転したい人。
（３）大切な人のマナーを、よくしてあげたい人。
　
　
【「また、会いたい」と思ってもらえるかは、
　能力より、マナーで決まる。】
　　
人生が豊かで楽しくなるかどうかは、
出会った人に「また、会いたい」と思ってもらえるかどうかで決まります。
　
よく「どうしたら出会えますか」と、聞く人がいます。
　
その人は出会いが少ないわけではありません。
　
出会っている回数は、みんなほぼ同じです。
　
「また、会いたい」と思ってもらえるかどうかで差が生まれるのです。
　
出会いを増やしても、「また、会いたい」と思ってもらえなければ、
一からやり直しで、後につながる関係性は生まれません。
　
それをひたすら繰り返して会う人の数を増やすと、
１人１人への丁寧さがなくなり、雑なつきあい方になります。
　
結果として、「また、会いたい」と思ってもらえないのです。
　
能力がないのは後から補えますが、
マナーを後から身につけるのは難しいです。
　　
結局、「あの人は大人だ」「あの人に、また会いたい」と思われるかどうかは、
根本的にはマナーの差です。
　　
マナーをかた苦しく考える必要はありません。
　
マナーがあることで、
「人と出会って、つきあうことが増える」→「また会ってもらえるようになる」→
「楽しくなる」という好循環が生まれるのです。
　　
【能力の前に、マナーを身につけよう。】
　　
（「まえがき」から）
　　
　　　　　　　*
　　
　まえがき　「また、会いたい」と思ってもらえるかは、
　　　　　　能力より、マナーで決まる。
　
第１章　何気ないことで、ビジネスチャンスに差がつく。
第２章　その振る舞いが、“自分の品格”を左右する。
第３章　見えない気くばりで、運がよくなる。
第４章　当たり前のレベルを上げて、自分を高める。
第５章　この小さな習慣で、人は生まれ変わる。
　
　あとがき　「これは自分のことだ」と感じる人が、
　　　　　　品格のある人になれる。