大阪校・体験塾(26)
「ヒーローマニアは、刀剣はゲームの武器、浮世絵はヒーローコミックとして楽しめる。/兵庫県立美術館」
9月11日(日)
田村信之
浮世絵のカッコ良さを初めて感じられました。
個人個人が好きなものしか見ないスマホの時代だからこそ、古典を知り文化に触れることで、コミュニケーションが豊かになるのではないかと思いました。
榊田未央
刀剣と浮世絵の世界が、一瞬にして変わりました。
「好き・嫌い」の世界は、作品のうわべを見ていただけだとわかりました。
「関心を持つ」は、結果。名称や作者・物語を勉強すると、関心が生まれ、作品の見方が変わる。
関心がある人は、淡々と勉強しているだけなのだとわかりました。
榊田未央
カフェを出るとき、先生の「今度はケーキ、食べにきます」の一言が素敵でした。
そのうれしい予感は、お店の人だけでなく、同行者にも伝わる。
伝えなくてもいいことを、一言丁寧に伝える。去り際の美学を、学びました。
しまぴょん
【物語が次の扉を開く】
ご近所からうちの引き札が出てきた。明治のチラシで浮世絵のような感じ。大喜びで父がコピーを額にいれて店に飾った。うちにはなかった。それどころではなかったのだろう。そのおうちの押し入れの中に、ずっとあってくれてよかった。浮世絵のような女性が描かれていて、絵自体も、発色も驚くほど綺麗だった。田舎でどうやって配ったんだろう。どのくらい費用が掛かったのか。高いものはできないはず。町起こしイベントの商店街の引き札展示で、うちの違うものも見た。経緯を知っているからじっと見て楽しい。伊勢街道で市がたつ町だった。
展示会を自分だけで見たらきっと30分で回るところを、先生のレクチャー付きで2時間見た。知識のあるなしでこんなに見方がかわってくるなんて有難い。
おそば一杯分の浮世絵を家に飾って楽しむ。絵でいろんな空想の旅をした人々の、なんと豊かなことだろう。どこかで大事にして下さったので、今、自分が出逢いを享受できる。海を渡ってそして神戸。お蔭様でありがとうございます。