大阪校・体験塾(27)
「生解説を聞かないと、超絶技巧に気づかない。/ボテロ展」
10月9日(日)
榊田未央
有事に、同行者に『ラッキー』と、思ってもらえる人になりたいと思いました。
田村信之
今回のハイライトは、移動時間でした。
テーブルから美術館、美術館から帰路の課題に直面しました。
家の近い時ほど準備が肝心だと学びました。
山内
教養の勉強で、守る。
細部を見ることで、破る。
額縁に入っていない美術品に気付くことで、離れる。
名古屋校テーブルで、追加解説がありました。
復習の参考にしてください。
無表情は、見る人が感情移入できるという余地があり、解釈が無限に生まれる。
目の位置は、離れている。
離れていることで、相手を包み込む優しさが生まれる。
先生自身が目を離して話すことで、視野を広くしている。
山内
トラブルの最中の、見取り稽古の日。
雨の日、京都駅でのタクシーの捌き方は、課題。
しかし、未央さんがお手本。
課題とお手本が同時に見つかるのは、ラッキー。
運転手さんへの声かけ、声のトーン。
美術館到着後の所作も白眉で、
チケットを人数分バーコード読ませて
ゲートをくぐった後、待たせた後ろのお客様への
振り返りつつの会釈。
帰りのタクシーを捕まえた矢先、近くの外国人家族連れに
即座に気付き、タクシーを譲る視野の広さと温かい目配り。
既に、総支配人。
この日の未央さんの所作を見取り稽古出来たのは、財産。
田代美紀
ボテロ展を見た後に常設展を見ると、ただ単に「キレイなぁ」以上の想いがわいてきました。同じものを見ても、それまでの経験で受け取るものが違うことが心底わかり、「これくらいのこと誰でも知っている。私なんて」という思いがなくなりました。