いい女の話し方【文庫】
出版社:大和書房・だいわ文庫
発売日:2016年11月10日 (1010冊目)
価格:600円+税
商品コード:ISBN978-479-30622-1
【この本は、3人のために書きました。】
(1)面と向かって話すのが、苦手な人。
(2)口下手で、誤解されて損をしている人。
(3)話し方で、チャンスをつかみたい人。
【「ちょうどよかった、私もコーヒーが飲みたかった」と言おう。】
たとえば、カップルで喫茶店に入りました。
いい女は、自分がたとえ紅茶を飲みたかったとしても、
「僕、コーヒーにしようと思うけど」と言われたら、
「ちょうど私もコーヒーを飲みたかった」と言います。
これが余裕なのです。
お店に入る前に「なんかコーヒーでも飲まない?」と言われたら、
「え、なんでわかったの?」と言います。
そうすることによって、
相手の自己肯定感が上がります。
自分がガマンするということではなく、
相手に合わせるのが大人です。
残念な女は、
自分の持っている情報を全部バラしてしてしまうのです。
「なんでわかったの?」というのは、
ある意味、かわいいウソです。
今日、お昼にお寿司を食べて、夜にお寿司に誘われた時は、
「今日、お寿司の気分になっている」という意味では、
相手と波長が合っているということです。
仲のいい2人ほど、そういうことが起こるのです。
昼と夜のタイミングのズレだけです。
少なくともジャンル的には、
「今日、お寿司の気分」というところで2人は合っています。
そこで、「今日、お昼はお寿司だったんです」とは言わなくていいのです。
【「なんで、わかったの?」と言おう。】
(「プロローグ」から)
*
プロローグ 「ちょうどよかった、私もコーヒーが飲みたかった」と言おう。
1章 いい女かどうかは顔より話し方で決まる。
2章 いい女の話は肯定から入る。
3章 いい女の話し方は、リズムがある。
4章 いい女は、ゴキゲンな会話をする。
5章 いい女は、大人の話し方をする。
エピローグ 話し方で、その人の価値観が出る。
(「目次」から)