【この本は、３人のために書きました】
　
（１）つい感情的になって、損をしている人。
（２）カッとなったり、落ち込んだりで、疲れている人。
（３）感情的になっている人を、うまくなだめたい人。
　
　
【相手に合わせすぎるから、ムッとする。】
　
感情的になる人は、いいかげんな人ではありません。
　
まじめで、一生懸命で、どちらかというと、
相手のためを思っている人のほうが多いのです。
　
スケジュールを組む時も、自分のスケジュールを動かして、
少しムリをして相手に合わせます。
　
それなのに、相手は遅れて来たり、当日キャンセルしたりします。
　
ここで「どういうこと？」と、イラッとするのです。
　
感情に振りまわされないためには、
相手に合わせる量を３割までにすることです。
　
最初から、「相手に合わせるのは３割でいい」という気持ちでいると、
ちょうど半分ぐらいのところに落ちつきます。
　
相手に振りまわされることが、
感情に振りまわされるということなのです。
　
【相手に合わせるのは、３割までにしよう。】
　
（「まえがき」から）
　
　　　　　　　*
　
　まえがき　相手に合わせすぎるから、ムッとする。
　
第一章　感情的になる人　感情的にならない人
第二章　感情的にならないための習慣　
第三章　行動が遅い人が感情的になる
第四章　感情を乗り越えてカッコいい人になる
　
　あとがき　くだらないことをすることで、感情的にならなくなる。