なぜ美術館に通う人は「気品」があるのか。
出版社:水王舎
発売日:2020年03月2日 (1079冊目)
価格:1,300円+税
商品コード:ISBN978-4-86470-136-5
【この本は、3人のために書きました。】
(1)気品のある人は何が違うのか、知りたい人。
(2)どうしたら気品を身につけることができるのか、知りたい人。
(3)芸術を日常生活に取り入れて、楽しみたい人。
【美術館に行くと、姿勢がよくなる。】
上流階級の家では、子どもたちを美術館に行かせる習慣があります。
美術館に行くことによって、子どもたちの姿勢がよくなります。
美術館で姿勢の矯正をしているわけではありません。
これには2つの理由があります。
1つは、美術で描かれる神様や王侯貴族は、
威厳と気品を示すために姿勢よく描かれます。
王の姿勢を見ているだけで、
「自分もきちんとしないと」と子どもも感じます。
大人も自分の姿勢が鏡を通して写るように、
ミラー効果で姿勢がよくなっていくのです。
すべての人が、神様や王侯貴族に出会うことはできません。
神様と王侯貴族に対面する疑似体験ができる場が、美術館です。
もう1つの理由は、美術館に来ている人の姿勢がいいので、
それを見て自分も姿勢がよくなるのです。
【王侯貴族の気品に触れよう。】
(「プロローグ」から)
*
プロローグ 美術館に行くと、姿勢がよくなる。
Chapter1 なぜ美術館に行く人は気品があるのか。
Chapter2 気品がある人は、イライラしない。
Chapter3 気品がある人は、暗闇を味わうことができる。
Chapter4 日常生活で、気品を磨く。
Chapter5 気品とは、学ぶ姿勢にある。
エピローグ 高額な絵を買える人より、味わえる人になる。
(「目次」から)