【この本は、３人のために書きました。】
　
（１）「色気がないね」と言われた人。
（２）色気はつけたいけど、下品にはなりたくない人。
（３）まわりに、セクシーなお手本のいない人。
　
　　
【夢中になれる人は、色気がある。】
　
何かに夢中になっている人は、色気があります。
　
夢中になっていない人は、キョロキョロします。
　
たとえば、中谷塾でひらめき問題を出しました。
　
その時に、「なんだろう、これ。わからない。悔しい。
ほかの人はわかったみたいだから自分も早く答えなくては」と
必死になる人がいます。
　
キョロキョロしている人は、
今与えられている問題に集中していないのです。
　
カンニングして正解を出しても、ハッピーにはなれません。
　
これは、ネット検索のコピペと同じです。
　
カンニングで答えを出しても、つまらないのです。
　
他人の人生をコピペして成功するよりは、
自分で答えを出した人生を生きて、
失敗していくほうがセクシーです。
　
自分で出した間違った答えで、
自分の人生を生きることによって、
より魅力のある人、より色気のある人になっていくのです。
　
【キョロキョロしない。】
　　
（「Prologue」から）
　
　　　　　　　*
　
　　Prologue　夢中になれる人は、色気がある。
　
Chapter１　生の体験から、色気は出る。
Chapter２　考えるのではなく、感じる時に、色気は出る。
Chapter３　気取っている顔より、笑っている顔がセクシーだ。
Chapter４　強さと弱さに、色気は出る。
Chapter５　目が合うだけで、色気は出る。
Chapter６　色気のある人は、難しいことに挑戦している。
Chapter７　色気は、イキイキしていて、優しいことだ。
　
　　Epilogue　仕事ができるから、色気がないのではない。
　　　　　　　色気がにじむことをしていないだけだ。