【この本は、３人のために書きました。】
　
（１）部下のやる気を、出させたい上司。
（２）やる気を出したい部下。
（３）部下を持つ上司を、やる気にさせたい人。
　
　
【二流は、やる気を出させる。
　一流は、やる気が出なくてもまわる仕組みをつくる。】
　
企業からの相談で多いのは、
「部下のやる気を出させるにはどうしたらいいでしょうか」
というものです。
　
本来は、やる気などなくても会社がまわっていく仕組みを
つくればいいだけです。
　
間違っているのは、「やる気を出せ出せ」と言って、
仕組みをつくらないで、やる気を出させようとすることです。
　
やる気は、精神の問題です。
　
精神の問題は、精神では解決できません。
　
精神の問題は、仕組みで解決します。
　
やる気がなくても仕事がはかどる仕組みをつくることです。
　
その仕組みで動いているうちに
自動的にやる気が出てくる仕組みをつくることです。
　
（「はじめに」から）
　　
　　　　　　　*
　　
　はじめに　二流は、やる気を出させる。
　　　　　　一流は、やる気が出なくてもまわる仕組みをつくる。
　
chapter１　上司は、やる気が続く仕組みをつくる。
chapter２　上司は、仕事を通して、生き方を教える。
chapter３　上司は、会話を深めて、学びを共有する。
chapter４　上司は、改善策を実行してやる気に導く。
　
　おわりに　二流は、やる気のある部下を探す。
　　　　　　一流は、どんな部下でもやる気にさせる。