成功する人は、教わり方が違う。
出版社:河出書房新社
発売日:2017年05月24日 (1024冊目)
価格:1,300円+税
商品コード:ISBN978-4-309-24805-9
【この本は、3人のために書きました。】
(1)教わり方が、わからない人。
(2)先生が、見つからない人。
(3)教えてあげたいと思ってもらえる人になりたい人。
【一流は、弟子になる。
二流は、お客様になる。】
人間関係の大半は、教える・教えられる関係です。
会社では上司と部下、スポーツではコーチと選手、
習いごとでは先生と生徒など、いろいろなところにあります。
そのパターンは、
(1)師匠と弟子
(2)サービスマンとお客様
の2通りです。
習いごとで多いのは、生徒をお客様にしてしまうことです。
生徒をほめて、また来てもらうことが、
サービスマンの目的です。
生徒側としては、
成長よりも満足を得るようになります。
あたかも商品を買うように習いごとをしに行く関係が、
教える場では起こりがちです。
教える側は、
本当は師匠と弟子の関係でいたいのです。
お客様にしてしまうと、
厳しいことが言えなくなります。
“お客さん”が今、世の中に蔓延しています。
教える・教えられる関係は教育産業なのに、
サービス業に変わってきているのです。
自分が教えてもらう時は、お客様ではなく、
弟子になる覚悟が必要です。
そうすれば、
「なんでもっとほめてくれないんだ」と言いません。
「先生の都合に振りまわされる」とか
「上司が自分の主張を押しつける」という文句がなくなります。
成長もでき、ストレスもなくなるのです。
【お客様ではなく、弟子になる。】
(「プロローグ」から)