親愛なる君に

8月のナカタニズ・テーブル東京は、
ザ ロイヤルパークホテルアイコニック東京汐留の
加賀料理「大志満」に行きました。

順番に出る西洋料理と違って、
和食は、自分で時間管理を楽しめる食事です。
西洋料理が絵巻物だとしたら、
和食は掛け軸。
西洋料理が、音楽だとしたら、
和食は、絵画です。
目の前の料理に、
始まりと終わりを感じる力量を求められます。

通常、料理は、
量を少しでも多く、豪華に見せます。
加賀料理は逆です。
こじんまりとわざと「なんにもありません」と見せて、
実際には、ぎゅうぎゅうに詰まっていて、
次から次へと、隠れていた食材が、
現れてきます。

築地本願寺から連続参加の雅美ちゃんが
楽しみにしていた加賀れんこんは、
最初、見えなかったのに、
治部煮の中から現れました。
これこそ、加賀料理のマジックでした。

ハルピンは、加賀料理の予習をして
解説しようとしていました。
佳葉ちゃんは、雅美ちゃんの人となりの話で、
会話を進めました。
料理の話で終わるのではなく、
料理を通して、人に関心を持つことの
重要性を、味わいました。

彰宏より

P.S.
次回のナカタニズ・テーブル東京は、
9月17日(日)RESTAURANT DAZZLEに行きます。

＜テーブル・体験＞
◆【中谷塾】ワークショップ
（【ナカタニズ・テーブル】【体験塾】も、こちらから）