お客さんにも、霊にも、握手をする稲川淳二さんのサービス精神。
(【稲川淳二・怪談ナイト 2017】)
2017年09月21日(木)
親愛なる君に
稲川淳二さんの【怪談ナイト/怪談古希 四半世紀連続公演】
に行ってきました。
25年連続で、続けられています。
会場は、新しくなった日本青年館ホール。
満席のお客さんの1人ひとりに近づき、
目を合わせ、笑い、手を振ります。
終わってから、お客さんに手を振る長さでは、日本一です。
稲川さんから、お客さんへのスタンディング・オベーションです。
稲川さんの振る手に、魂を揺さぶられます。
公演が終わってから、新築の匂いのする楽屋へ伺いました。
「すいません、今日はこの後、移動なので」
今年も、全国52公演。
「あ、それは、お疲れですので、ご挨拶だけして失礼します」
と言いながら、手を振り続けていた稲川さんは、
止まらなくなった手を鎮めるように、楽屋に来た1人ひとりに握手。
「昨日も、泊まったホテルで、不思議なことがあったんです。
誰かがノックをするので、開けたら・・・」
即、移動しなければならないのに、第2部の始まりです。
稲川さんの3大長いもの
【25年連続ツアー・お客さんへの手の振り・楽屋での第2部】
は、稲川さんのこの世のものではないサービス精神によるものですね。
彰宏より
P.S.
お話の中で、刺さったのは、
「霊を怖がるって、こっち側の勝手な都合なんですね」
と、霊に対しても優しい稲川さんは、
怖がりながら、霊にも握手しているところが浮かびました。