デパートは、主の隠された趣向に気づく人にだけ、特別な世界に招待してくれる。
(3月東京校体験塾前編inGINZASIX)
2021年03月15日(月)
親愛なる君に
「成長する人と、成長しない人は、
どこで分かれますか」
と、聞かれました。
成長しない人は、「あっ、そこ行きました」で終わる人です。
行ったことが、ゴールになっています。
成長する人は、行ったことからスタートできる人です。
3月の東京校体験塾は、銀座。
まず、資生堂ギャラリー。
地元の人しか知らないビルの隙間を抜けて
豊若稲荷神社にお参り。
ハリポッターの9と3/4番線ホームの入り口の気分。
GINZASIXへ。
外観で、谷口吉生さんが寺社建築にこだわった所を解説。
もともと、200階建ての高層から、低層になった物語を話す。
銀座テイストにこだわっているファサードの解説。
まずは、地下2階へ。
GINZASIXのスタートは、地下2階に何故あるかを説明。
1階から回っても、上から回っても、順路を無視することになる。
ショウウインドウが、地下2階にある。
気づく人は、気づく。
あまりにも魅力的なお店が多いので、
エスカレーターを降りて正面にあるのに、気づかない人は、気づかない。
ショウウインドウは、茶室の床の間。
主の隠された趣向が、表現されている。
主は、隠された趣向に気づく人と、気づかない人に分けて対応する。
なぜ、GINZASIXには、斜めの線が多いのか。
なぜ、GINZASIXの通路は、曲がりくねっているのか。
内装のグエナエル・ニコラさんの狙いは何か。
今まで見逃してきたパブリック・アートを解説。
これまで、美術館で見てきた現代アーティストに再会。
デパートは、店や商品だけを見ていると、大事なものを見逃す。
蔦屋書店では、ミス・インターナショナルで審査員をご一緒していた
人間国宝・徳田八十吉さんの九谷焼に再会。
「ルーブルに行った」という人は、出合えない。
「ルーブルに、通っている」という人が、出合えるのです。
彰宏より
P.S.
衝撃のドラマは、まだ終わらない。
ドラマは、この後にも、待っていた。
明日のレターに、続く。