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中谷彰宏公式サイト - AKIHIRO NAKATANI -

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中谷彰宏からの今日のメッセージ

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事前に予定していないところに、連れて行ってもらえる。
(3月東京校体験塾 in 山本有三記念館)

2025年03月25日(火)

親愛なる君に

「出会いを生み出すには、
どうしたらいいですか」
と、聞かれました。

出会いは、寄り道から生まれます。

体験塾の楽しみは、寄り道です。

3月の東京校体験塾は、
ミタカ・オルゴール館」に行きました。

佐々木くんは、三鷹で新聞配達をしていたそうです。
ヒリヒリ寺崎くんは、息子さんと一緒に
「ジブリ美術館」に来たことがあるそうです。

せっかく三鷹に来たんだから、
「山本有三記念館」に行きました。

三鷹の旧山本有三邸は、
「死ぬまでに訪れたい建築」として
ベスト建築にも選ばれています。

またしても、たまたまガイドの佐々木さんに、
特別に、案内していただけることになりました。

「建築中心にしましょうか、
作品中心にしましょうか」
と聞かれました。
ノリピーの心の声。「全部」
佳葉ちゃんの心の声。「建築」

僕は「人となりで、お願いします」
とお願いしました。

ノリピーは、作品のイメージから、
不遇の人と思い込んでいました。
実際は、文化的で、
家族思いの人であったことが、
建物のそこかしこから、感じられました。

雨の日のお庭も、
風情がありました。

暖炉を囲み、家族だけでなく、
近所の子どもたちの図書室にしていた映像が
浮かびました。

上皇后が訪問され、
宮崎駿監督もここから「君たちはどう生きるか」
を作りました。

壁に「アオサギ」のレリーフがありました。
これは、眞人が住んでいた家ではないか。
菅田将暉さんの声が、聞こえてきました。

子どもたちが座った椅子に、
実際に座ると、お尻から文豪の思いが伝わってきました。

「体験塾は、これがあるから、怖い。
事前に予定していない所に連れて行ってもらえます」
それが、体験塾です。
それが、人生です。

後から、一人で来ても、
ただ見るだけで、終わっていました。
「『今日、参加してなかったら』と
ヒヤッとしました」
と、一同、幸運を噛みしめていました。

彰宏より

P.S.
4月20日(日)の東京校体験塾は、
絵本作家ヨシタケさんの「「ヨシタケシンスケ展かもしれない たっぷり増量タイプ」」に行きます。ヨシタケさんの絵本の中を、体験します。

【中谷塾】ワークショップ
(【ナカタニズ・テーブル】【体験塾】も、こちらから)

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