人を助ける体験学習をしていないと、野次馬で終わる。
(【東京校ワークショップ・大人の遠足塾】普通救命講習)
2016年03月09日(水)
親愛なる君に
3月の【東京校ワークショップ・大人の遠足塾】は、
普通救命講習でした。
救急救命士の星譲治さんに体験指導していただきました。
心肺が停止した傷病者に、
医療関係者でなくても命を救う救命処置
を教えていただきました。
「心肺蘇生」「AEDを用いた助細動」「気道異物除去」。
胸骨圧迫が、どの場所に、どれだけ強く、
どれだけ長くしなければならないかが、
やってみてわかりました。
AEDも、街中であることはわかっていても、
実際に事前に教わっているのと、
いざという時、初めて体験するのとでは、余裕が違います。
実際に、人が倒れている時、傍観している人が圧倒的に多く、
傍観する人のことを専門用語で、「野次馬」と星教官に教わりました。
「自分だって、いざとなったら、できる(はず)」という野次馬を、
事前にやり方を体で覚えて、助ける人に変えるのが、教育です。
彰宏より
P.S.
野次馬を卒業して、命を助ける14人が生まれました。