伊藤博文が座った椅子に、座らせていただく贅沢。
(ナカタニズ・テーブル京都in長楽館)
2021年01月28日(木)
親愛なる君に
2月のナカタニズ・テーブル京都は、長楽館でアフタヌーンティー。
タバコ王・村井吉兵衛が112年前に建てた西の迎賓館です。
死ぬまでに見たい洋館の最高傑作の中にも、選ばれています。
コシノジュンコさんに紹介してもらって伺って以来、
授業でも解説しました。
これまでの体験塾でも、前を通って、外観紹介をしていました。
京都市の有形指定文化財に指定されているので、
本来は、博物館的に見学できるだけでもありがたい宝物。
応接はロココ風、食堂はネオクラシック、ステンドグラスはアール・ヌーヴォー、水墨画の中国風の部屋、バルコニーはアメリカ風、書院造の和室。
ジェームズ・マクドナルド・ガーディナー設計の建物は、
まるごと建築博物館。
オーナーの土手素子さんは、使いながら保存する動態保存の英断を下しました。
文化財に指定されているのは、建物だけではなく、
椅子や調度類もです。
扁額の揮毫は、伊藤博文。
山県有朋・西園寺公望・大隈重信。
明治の偉人が座った椅子に座っていいのかと、ドキドキするのも、
修行になります。
彰宏より
P.S.
食事の前に、館内見学をさせていただくお願いもしました。
京都のアフタヌーンティーは、リッツ・カールトン京都以来。
場所によって違う趣向も楽しみです。
◆【中谷塾】ワークショップ
(【ナカタニズ・テーブル】【体験塾】も、こちらから)